カネロ、宿敵ゴロフキンに3-0判定で完勝! 因縁の対決は計3戦36Rでついに完全決着
ボクシングの世界スーパーミドル級4団体統一タイトルマッチは17日(日本時間18日)、米ネバダ州ラスベガスのT-モバイルアリーナで行われ、3度目となった因縁の対決は、カネロことサウル・アルバレス(メキシコ)がゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に3-0で判定勝ち。4本のベルトを防衛するとともに、世界が注目した因縁の直接対決で、成績を2勝1分けとした。
世界スーパーミドル級4団体統一タイトルマッチ
ボクシングの世界スーパーミドル級4団体統一タイトルマッチは17日(日本時間18日)、米ネバダ州ラスベガスのT-モバイルアリーナで行われ、3度目となった因縁の対決は、カネロことサウル・アルバレス(メキシコ)がゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に3-0で判定勝ち。4本のベルトを防衛するとともに、世界が注目した因縁の直接対決で、成績を2勝1分けとした。
激闘を繰り広げた両雄はがっちりと抱擁を交わした。世界が注目したカネロ―ゴロフキンの第3戦。有利に展開したのはカネロだった。スピード、パワーで圧力をかけてゴロフキンに対し、積極的に攻めた。12ラウンドで仕留められなかったものの、完勝と言っていい内容。3-0の判定を聞くと、ゴロフキンと健闘を称え合い、詰めかけた観衆から大きな歓声を浴びた。
初対決となった17年9月は12ラウンドで決着つかず、三者三様の判定でドロー。18年3月にはカネロがドーピング検査で陽性判定を受け、6か月の出場停止処分に。5月に予定されていた再戦は難航した。ようやく実現した9月の第2戦ではカネロが僅差の判定勝ち。直接対決はカネロの1勝1分けとなったが、この試合の判定が疑問視されており、第3戦が待望されていた。
試合後、カネロはスペイン語でリングインタビューを答えていたが、英語で「マイフレンドよ、本当にありがとう。サンキュー、ゴロフキン。ありがとう。素晴らしい試合ができた」とライバルに向かって感謝を述べる場面もあった。
(THE ANSWER編集部)