羽生結弦を10年間指導した海外恩師2人が惜別 オーサー氏「いつでもここに帰っておいで」
フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)が19日、競技の第一線を退く意向を表明した。都内で行われた会見で明かしたもの。2012年から拠点を置いたカナダ・クリケットクラブの恩師であるブライアン・オーサー氏、トレイシー・ウィルソン氏が労いのメッセージを送った。
![都内で行われた会見で第一線を退く意向を表明した羽生結弦【写真:Getty Images】](https://the-ans.jp/wp-content/uploads/2022/07/20120120/20220720_hanyu_yuzuru5.jpg)
オーサー氏とウィルソン氏がメッセージ「あなたの引退に祝福を言いたい」
フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)が19日、競技の第一線を退く意向を表明した。都内で行われた会見で明かしたもの。2012年から拠点を置いたカナダ・クリケットクラブの恩師であるブライアン・オーサー氏、トレイシー・ウィルソン氏が労いのメッセージを送った。
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ウィルソン氏のインスタグラムで公開された動画で、オーサー氏とウィルソン氏が2人そろって登場した。クリケットクラブの練習リンクに立ち、ウィルソン氏は「ハイ、ユヅ。あなたの引退に祝福を言いたいです」と切り出した。
オーサー氏は「長い間、10年くらいだろうか。一緒にできたことにとても感謝している」などと述べ、「いつでもここに帰っておいで」と労った。続けてウィルソン氏も「この競技であなたが成し遂げてきたこと、この競技を新たな高みに連れて行ってくれたことに感謝しています」と功績を称賛し、「いつでも戻ってきてね。一緒にやりましょう。幸運を祈っています。プロのキャリアもファンタスティックなものになるでしょう」とエールを送った。
羽生は2012年夏からカナダ・クリケットクラブを練習拠点とし、長年にわたり2人の指導を受け、14年ソチ五輪、18年平昌五輪の連覇など輝かしい実績を築いた。
(THE ANSWER編集部)
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