球宴で最もエキサイティングな選手トップ5を米メディア選出

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、19日（日本時間20日）のオールスターにア・リーグ指名打者で先発出場することが決まっている。米中継局「FOXスポーツ」では球宴で最もエキサイティングな選手5人を格付け。元MLB投手がつけた大谷の順位を巡り、レジェンドが苦言を呈する異例の展開になっている。

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　FOXスポーツでは球宴開幕に先駆け、メジャー通算72勝69敗の元投手で、現在キャスターを務めるドントレル・ウィリス氏が「球宴で最もエキサイティングな選手トップ5」を選出する格付け企画を展開した。

　5位のエンゼルスのマイク・トラウト外野手からカウントダウン形式で発表となったが、「D-トレイン」の異名で知られたウィリス氏は「うー！」と悩みながら、2位に選んだのが大谷だった。「なぜなら彼は世界最高の二刀流選手だからです。マウンドで最高、打席で最高！」とウィルス氏が持ち上げると、殿堂入り内野手のフランク・トーマス氏が苦言を呈した。

　1993年と94年に2年連続ア・リーグMVPに輝いているトーマス氏は「トレイン、この選択については心配ですよ。彼は球界全体で最もエキサイティングな選手。彼こそナンバーワンです」と断言。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手を1位選考したウィリス氏だが、大谷こそ球宴の目玉ナンバーワンとレジェンド打者は認定していた。

「ここで意見の相違です」と司会が煽ると、トーマス氏は「今までこんな男は見たことがない。ユニコーンです。メジャー全体で最もエキサイティングな選手です」と再度強調していた。