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井上尚弥の対抗王者、4団体統一戦へ驚きの“交渉条件”希望「防楯2つとヘッドギアで」

ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)。7日の3団体統一戦でノニト・ドネア(フィリピン)を下し、4団体統一に王手をかけた。残るWBOのベルトを持つのはポール・バトラー(英国)だが、トレーナーを務めるジョー・ギャラガー氏は、井上―ドネア戦後にバトラーが「ヘッドギア、自分は16オンスのグローブをつけることを条件に交渉してくれ」と冗談交じりに注文してきたと英メディアで明かしている。

日本人初となる3団体統一を果たした井上尚弥【写真:荒川祐史】
日本人初となる3団体統一を果たした井上尚弥【写真:荒川祐史】

4団体統一戦には前向き

 ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)。7日の3団体統一戦でノニト・ドネア(フィリピン)を下し、4団体統一に王手をかけた。残るWBOのベルトを持つのはポール・バトラー(英国)だが、トレーナーを務めるジョー・ギャラガー氏は、井上―ドネア戦後にバトラーが「ヘッドギア、自分は16オンスのグローブをつけることを条件に交渉してくれ」と冗談交じりに注文してきたと英メディアで明かしている。

 圧巻の勝利で日本人初となる3団体統一を果たした井上。4団体統一へ前進したが、対抗王者バトラーのトレーナーを務めるギャラガー氏が、英専門メディア「シムボックス」のYouTubeチャンネルに出演した。インタビューでは、井上―ドネア戦後にバトラーと話したことを告白。「(バトラーが)『ジョー、防楯2つとヘッドギア、自分は16オンスのグローブをつけることを条件に交渉をしてくれよ』と言っていたよ」と笑っていた。

 冗談交じりとはいえ、バトラーは井上の規格外のパワーに敬意を払っていたようだ。ギャラガー氏は「彼にとってはキャリア最大のチャンスなんだ。これを避ける理由はないよ」と4団体統一戦に前向きのようで、「アンダードッグなのは間違いないが、ポールがスルタン戦でもアンダードッグだったことを忘れてはいけない」と負ける気はさらさらないことを強調していた。

 ギャラガー氏は井上について「数週間前ボクシングニュースに出演したとき、パウンド・フォー・パウンド最強は、彼かチョコラティート(ローマン・ゴンサレス)だと思うって話したんだ」「世界最強だよ」と絶賛。その上で「でも誰も分からないだろ。だからみんな試合を見るんだ。ボクシングでは何が起きるか分からないんだよ」とチャンスの芽はあると語っていた。

(THE ANSWER編集部)


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