井上尚弥、漫画レベルの衝撃TKOに早朝の米ファンまでも熱狂「ハジメ・ノ・イノウエ」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が7日、さいたまスーパーアリーナでWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)に2回1分24秒TKO勝ちし、日本人初の3団体王座統一に成功した。4団体統一の偉業に王手をかけた。埼玉でのモンスターの大暴れに米ファンも熱狂。2度のダウンシーンに「日本のタイソンだ」「フロイドより速い」などの興奮の声が集まっている。
早朝に目撃した米ファンも熱狂「モンスターにとっては朝飯前だった」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が7日、さいたまスーパーアリーナでWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)に2回1分24秒TKO勝ちし、日本人初の3団体王座統一に成功した。4団体統一の偉業に王手をかけた。埼玉でのモンスターの大暴れに米ファンも熱狂。2度のダウンシーンに「日本のタイソンだ」「フロイドより速い」などの興奮の声が集まっている。
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12ラウンドを戦った3年前とは全く対照的な光景が広がっていた。初回終了間際、井上の右ストレートが左テンプルを貫いた。ダウンしたドネアは何とか立ち上がった中、初回終了のゴングに救われた。2回もモンスターの猛攻は止まらない。ロープ際に追い込んで猛ラッシュ。2度目のダウンを奪って決着となった。
米国では早朝に行われた一戦。米スポーツ専門局「ESPN」公式インスタグラムが2度のダウンシーンを映像で公開すると、米ファンも早速反応した。「真のP4Pのキング」「現在のNo.1」「興奮する試合だった」「日本のタイソンだ」「モンスターにとっては朝飯前だった」「フロイド(・メイウェザー)より速い」などの驚嘆の声が寄せられ、「ハジメ・ノ・イノウエ」と人気ボクシング漫画「はじめの一歩」になぞらえる声もあった。
両者は2019年のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で対戦。井上が歴史的死闘の末に判定勝ちを収めていたが、今回は264秒の瞬殺劇。当時よりさらに“凶暴化”したモンスターに米ファンは酔いしれた様子だった。
(THE ANSWER編集部)