「自殺するより暗くなることはない」 最強ボクサーの言葉に英称賛「本当に尊敬する」
ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチは23日(日本時間24日)、王者タイソン・フューリーが挑戦者ディリアン・ホワイトとの英国対決を6回TKOで制し、2度目の王座防衛に成功した。試合後のリングで義足の男性にベルトを掛けてあげるなど心温まる光景を届けた王者。会見では「自殺するよりも暗くなることはない」などと語り、海外ファンから「この男が大好きだ」と称賛された。
フューリーの届けた言葉とは
ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチは23日(日本時間24日)、王者タイソン・フューリーが挑戦者ディリアン・ホワイトとの英国対決を6回TKOで制し、2度目の王座防衛に成功した。試合後のリングで義足の男性にベルトを掛けてあげるなど心温まる光景を届けた王者。会見では「自殺するよりも暗くなることはない」などと語り、海外ファンから「この男が大好きだ」と称賛された。
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強い男は優しい。ホワイトの顎に強烈な右アッパーを打ち込み、6回TKO勝ちしたヘビー級王者。ウェンブリースタジアムに集まった9万4000人の観衆は熱狂した。米スポーツ専門局「BTスポーツ」公式ツイッターは、試合後の会見の様子をレポート。フューリーは上半身裸でこう語った。
「自殺するよりも暗くなることはない。俺はそこにいたんだ。そこから這い上がってきて体重を落とし、精神的にも回復した。君たちだって誰にも夢を邪魔されるべきじゃない。なんだって可能なんだから。俺がそれは真実だと証明したんだ」
過去には自身も躁うつ病を患い、自殺を考えたことがあると明かしており、精神疾患に苦しむ人々に勇気を与えてきた。最重量級で強さを示した王者。今回のメッセージにも海外ファンから「みんなのチャンピオンだ」「本当に尊敬するよ」「なんて男だ」「英雄だね」「彼はスポーツ界の真のロールモデルだ」「この男が大好きだ」と絶賛の嵐が巻き起こった。
(THE ANSWER編集部)