ドジャースとのオープン戦での一コマ

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は4日（日本時間5日）、ドジャースとのオープン戦に「1番・DH」で出場。1打数無安打に終わったが、2四球を選んだ。先頭打者で迎えた4回、打席に立つ前にはドジャースファンへ“神対応”も。目撃した日本のファンからは「優しくて紳士」「こういうところ本当に素晴らしい」などと称賛の声が集まった。

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　既にOP戦で3本塁打を放っている大谷。この試合でも一発が期待されたが、2四球と勝負を避けられたこともあり、ノーヒットに終わった。それでも4回に迎えた第3打席の直前、敵地のドジャースファンへ優しい対応をしたことが注目された。

　先頭打者だったが、打席ではなくバックネット前に小走りで向かった背番号17。どうやらグラウンドに観客がボールを落としてしまったようで、大谷はそのボールを拾ってドジャースの帽子とユニホームを着用した男性ファンにそっと渡した。男性は嬉しそうに満面の笑みを見せて、両手を上げて喜んだ。

　大谷の人間性が垣間見えるワンシーン。ツイッター上でも実際の映像が拡散され、日本のファンからは「こういうところ本当に素晴らしい」「優しくて紳士な大谷さん」「大谷選手の優しさプライスレス」「優しいね」「みんな翔平を好きになるはずね」などと称賛するコメントが相次いだ。

　昨季もグラウンド上のゴミを拾うなど、模範的な行動を見せていた大谷。今季も見せたさりげない振舞いにファンは沸いていた。