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期待の18歳佐藤心結、プロ初日は「68」 会見で夢告白「タワマンの上の方に住みたい」

コーチは潜在能力に太鼓判「プロを含めても断トツ」

 昨年10月、アマチュアながら渋野らとプレーオフを演じたことで、佐藤の注目度は高まった。その重圧を感じながら、プロテスト、QT(ツアー予選会)を突破。2月には髪を明るく染め、耳にピアスをつけるようになった。

 この日もしっかりとメイクし、母から贈られたピアスを付けてのラウンド。会見で今後の夢を問われると、「身近なものとしては賞金でピアスを買えるようにしたいです」とニッコリ。続けて大きな夢は「あまり物欲はないんですけど…タワーマンションの上の方に住みたいです」と明かし、会見場を沸かせた。

 三觜コーチも「潜在能力はプロを含めても断トツです」と評価する18歳。このまま好調を維持すれば、日本人としては初のプロ転向第1戦での優勝も見えてくるが、佐藤は「まずは予選通過をしたいです。土日に祖父が応援に来る予定なので何としてでも」と言葉に力を込めた。7歳の時、祖父がクラブをプレゼントしてくれたことで、佐藤のゴルフ人生は始まった。その祖父の前でベストなプレーを見せた時、快挙はおのずと近づいてくる。

◆佐久間朱莉は3アンダー発進

 昨年6月に開催された2020年度プロテスト1位合格の佐久間朱莉(大東建託)も、佐藤と同じ第1組で回って69をマークした。もっとも、1番ホールはオナーで第1打を放ち、左ラフに入れた。「『私が(今季の)始球式だ~』と思って、ものすごく緊張しました。でも、あれで楽になりました」。沖縄に入る前には、師匠の尾崎将司に「おまえなら大丈夫だ」と激励された19歳。第2Rも佐藤と同組でさらに上を目指す。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)


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