羽生結弦は「makes lemonade out of lemons」 恩師が強さを表現した言葉の意味は?【スポーツ界の気になる英語】
世界で活躍する日本人が多くなった昨今、スポーツのあらゆる場面でも聞きなれない英語を耳にすることが増えた。そんな中、初心者でも日常会話で使えそうなフレーズ、慣用句やことわざなど、スポーツ界で実際に使われた英語を動画とともに紹介。今回は五輪連覇王者・羽生結弦のコーチが使った言葉だ。五輪公式サイトのインタビューで「makes lemonade out of lemons」というフレーズを使っていた。
羽生結弦のコーチが使ったフレーズの意味とは
世界で活躍する日本人が多くなった昨今、スポーツのあらゆる場面でも聞きなれない英語を耳にすることが増えた。そんな中、初心者でも日常会話で使えそうなフレーズ、慣用句やことわざなど、スポーツ界で実際に使われた英語を動画とともに紹介。今回は五輪連覇王者・羽生結弦のコーチが使った言葉だ。五輪公式サイトのインタビューで「makes lemonade out of lemons」というフレーズを使っていた。
2月4日に開幕する北京五輪で、男子シングル94年ぶりの3連覇を目指す羽生。コロナ禍では、トロントに拠点を置くコーチのブライアン・オーサー氏の下を離れて練習する時間が長くなっている。オーサー氏は、そんな中で調整を続ける羽生についてこう話している(一部抜粋)。
「ユヅは常にポジティブ。逆境を好転させられるんです(He makes lemonade out of lemons)」
「He makes lemonade out of lemons」というフレーズ。直訳すると「レモンからレモネードを作る」となる。苦く酸っぱいレモンを「逆境」「困難な状況」、甘く爽やかなレモネードを「ポジティブな状況」「好機」に置き換えたイディオムで、「逆境を好転する」「難しい状況からもポジティブな結果を出す」意味がある。怪我にも負けず、五輪連覇を成し遂げた羽生の強さのひとつかもしれない。
ちなみに、「When life gives you lemons,make lemonade」という表現もあり、「たとえ逆境でも、好機に変える工夫をしよう」「ネガティブをポジティブに変えよう」という意味になる。
(THE ANSWER編集部)