引退説の31歳コストナー、去就は明言せず「バカンスを取って落ち着いてから考える」
フィギュアスケートの世界選手権(ミラノ)は23日、女子フリーで地元の大声援を受けたショートプログラム(SP)1位、カロリーナ・コストナー(イタリア)は128.61点で合計208.88点。4位に終わり、4年ぶりの表彰台を逃した。今季限りでの引退説が浮上していた31歳は、去就について「まずはバカンスを取りたい。その後、落ち着いて考えます」と話すにとどめた。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が伝えている。
SP1位もフリー失速、地元イタリアで表彰台ならず…注目の“今後”について語る
フィギュアスケートの世界選手権(ミラノ)は23日、女子フリーで地元の大声援を受けたショートプログラム(SP)1位、カロリーナ・コストナー(イタリア)は128.61点で合計208.88点。4位に終わり、4年ぶりの表彰台を逃した。今季限りでの引退説が浮上していた31歳は、去就について「まずはバカンスを取りたい。その後、落ち着いて考えます」と話すにとどめた。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が伝えている。
表彰台には届かなかった。コストナーは世界歴代3位となる80.27点の高得点でSP1位と絶好発進を切ったが、フリーはミスが出て128.61点にとどまった。合計208.88点。銅メダルの宮原知子(関大)と1.20点差の4位に終わり、地元の大声援に4年ぶりメダルで応えることはできなかった。
記事は「力の限りを尽くした――とカロリーナは試合後に話す」とレポート。本人は「力を出し尽くしましたが、表彰台をキープできなかったのは本当に残念です。クリーンな演技へのリズムが作れませんでした」と演技を振り返ったという。
さらに「4位で終わったことはもちろん嬉しいことではありません」と話した一方で「しかし、2年前は何もなしのゼロ、氷上でもありませんでした。きっとそのまま辞めるという選択もありました。世界選手権という場にまたいること、14回参加できたことは一つのゴールです」とも語ったという。