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錦織、「171分の激闘」に“ケイ・オー”勝ち ファン祝福「さぁ、次の試合だ!」

テニスのマイアミ・オープンは23日(日本時間24日)、男子シングルス2回戦で世界ランク33位・錦織圭(日清食品)が同96位のジョン・ミルマン(オーストラリア)を7-6、4-6、6-3で破り、初戦突破。「マスターズ1000」では10か月ぶりの勝利を飾った。試合は実に2時間51分。「171分の激闘」に終止符が打たれた瞬間をATP中継サイト「テニスTV」公式ツイッターは「ケイ・オー」と題し、「KO」とかけて動画で紹介している。

錦織圭【写真:Getty Images】
錦織圭【写真:Getty Images】

マイアミOP、2時間51分の死闘で初戦突破…海外メディア「ケイ・オー」

 テニスのマイアミ・オープンは23日(日本時間24日)、男子シングルス2回戦で世界ランク33位・錦織圭(日清食品)が同96位のジョン・ミルマン(オーストラリア)を7-6、4-6、6-3で破り、初戦突破。「マスターズ1000」では10か月ぶりの勝利を飾った。試合は実に2時間51分。「171分の激闘」に終止符が打たれた瞬間をATP中継サイト「テニスTV」公式ツイッターは「ケイ・オー」と題し、「KO」とかけて動画で紹介している。


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 日本のエースが完全復活へ、大きな1勝を挙げた。第3セット、5-3で迎えた第9ゲームのマッチポイント。試合時間は3時間に迫ろうとしていた。錦織の渾身のフォアハンドに対し、ミルマンが返したバックハンドはわずかにオーバー。ついに熱戦に終止符が打たれた。その瞬間、錦織は右手を強く握りガッツポーズを披露。そのまま顔に滲んだ汗をぬぐった。

 ゆったりとした足取りで握手に向かう錦織。白いキャップを取ると、髪はびっしょりと濡れ、表情もすべてを出し切って紅潮し、ミルマンと握手を交わした。試合時間は2時間51分。そんな熱戦を繰り広げた28歳に対し、マイアミのファンは喝采を注ぎ、錦織も右手を挙げて声援に応えていた。

「171分の決着」シーンを「テニスTV」を「ケイ・オー!」と題し、「KO」とかけて動画付きで紹介。海外ファンからも「よくやった!さぁ、次の試合だ!」と労いとエールが送られていた。錦織は右手首の故障から1月に下部ツアーで復帰し、「マスターズ1000」の勝利は実に10か月ぶり。一歩ずつ、本来の輝きを取り戻している。

(THE ANSWER編集部)

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