ブレーブス優勝パレードで撮影、地元メディア「新しいネタ動画が生まれた」

　米大リーグのワールドシリーズで26年ぶり優勝を飾ったブレーブス。5日に地元のジョージア州アトランタ近郊で優勝パレードが行われたが、その一部区間でバスの移動が速すぎると話題になっている。目撃したファン、メディアがこぞってツイッターにアップし、「なぜ、こんな面白いくらい速いんだ？」「最低50キロは出ている」「笑いが止まらない」などの声が上がっている。

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　ネット上で話題になっているのは優勝パレードの一部区間で撮られた動画だった。沿道に押し寄せた観衆。その中央にバスがやって来た。沸き起こる大歓声。しかし、一つ問題があった。バスが速い。速すぎる。通常、優勝パレードといえば、ファンの声援にしっかりと応えられるようにゆっくりと走るのが一般的だが、時速30キロ以上はあろうかという速度で、あっという間に通過し、ものの数秒で遠くに行ってしまったのだ。

　当然、多くのファンはスマホを構えて待ち構えており、この動画はネット上で拡散されることに。地元誌「アトランタ・マガジン」は「ブレーブスの優勝パレードのおかげで、アトランタには新しいネタ動画が生まれた」と特集した。

　記事では「ブレーブスの優勝パレードのバスは通常より速いスピードで通過し、インターネット上で話題を呼んでいる」「ダウンタウンのパレードを見に来たファンはバスが予想以上の速さで進んでいることに気付いた」などと紹介。「見よ。アトランタではバスをテーマにした新しいネタ動画が生まれたのである」とし、ツイッター上に投稿された数々の動画をコメントとともに掲載している。

「なぜ、こんな面白いくらい速いんだ？」
「最低50キロは出ている」
「笑いが止まらない」
「アトランタファンはこのパレードを1995年から待っていたのに」
「F1パレード」
「運転手は渋滞が無くて爽快だったのかな」

　なかにはテレビ中継で待ち構えていたレポーターがレポートする間、わずか5秒ほどで画面から消えていくシュールなシーンもあった。なぜ、この区間をこれだけ高速で移動したのかは定かではないが、アトランタ市警によるとおよそ40万人のファンが詰めかけ、ブレーブスの26年ぶりの歓喜に酔いしれたという。