ジャイアンツ・ポージーへMLB選手会公式SNSを通じてメッセージ

　米大リーグ・ジャイアンツのバスター・ポージー捕手が引退を発表した。エンゼルスの大谷翔平投手が、偉大な捕手を称えて特別メッセージを送っている。MLB選手会公式ツイッターが、ポージーを称賛する大谷の映像を公開。選手として優れていると感じた点などを語っている。

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　大谷は黒のジャケットに白いシャツ姿でカメラの前に座り、ポージーの印象を語り始めた。「シーズン中の活躍もすごかったし、ポストシーズンも見たりしている。（大怪我から）いきなり戻ってきて成績を残すのも素晴らしいですし、これまで積み上げてきた成績、人としても素晴らしい。今年は対戦する機会があったので、すごく楽しい対戦だったなと思います」と語った。

　ポージーは今季、打率.304、18本、56打点の成績を残した。2011年にはクロスプレーで走者と衝突し、じん帯断裂などの重傷を負った。これをきっかけにコリジョンルールが制定されたが、翌12年には復活。打率.336で首位打者、MVPにも輝いた。

　大谷は捕手としてのポージーについて「僕は（捕手ポージーに）投げたことがないので分からないですけど、フレーミングもいいし、肩もいい。バッティングが素晴らしいので、他とは違いを作っているのかなと思います」と能力を称えた。

　弱点については「少ないですね。真っすぐも対応すると思いますし、選球眼もいいので四球もきっちり取れるのも、やっぱり強みじゃないかなと思います」と語った。映像を公開しているMLB選手会の投稿では「バスター・ポージーが引退を発表。#ShoheiOhtaniがこの捕手と、そのキャリアに対し、特別な言葉で敬意を表した」と文面で伝えている。