最後の最後にハーフスイング判定、横から確認した動画とは

　米大リーグのナ・リーグ地区優勝決定シリーズが14日（日本時間15日）、サンフランシスコで行われ、ドジャースが2-1でジャイアンツを下し、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。しかし、最後の最後にジャイアンツ選手のハーフスイングがストライクとなって決着。際どいシーンの動画が拡散され、米ファンから「ノースイングだよ！」と物議を呼んでいる。

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　土壇場で起きた。2-1の9回2死一塁。抑えれば勝ちのドジャースのマウンドに立つのは、普段は先発のマックス・シャーザーだ。2ストライクに追い込むと外角変化球を投げ込んだ。相手右打者ウィルマー・フローレスはハーフスイング。一塁塁審に判定が委ねられると、スイングがコールされた。空振り三振で勝敗が決まり、ドジャースナインが歓喜の瞬間を迎えた一方、ジャイアンツベンチは頭を抱えている。

　際どい判定シーンを一塁側から撮った動画を、米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」でジャイアンツ番を務めるアレックス・パブロビッチ記者がツイッターに公開。「試合を終わらせた判定。109勝した後の、なんて残酷な結末なんだ」とつづると、米ファンから「酷いな」「ノースイングだよ！」「スイングじゃないよね」「信じられない」「マジですか」「際どくすらないね」と反応が集まり、スイングだとする意見はほとんどないようだ。

　この一球で勝敗が決まり、ドジャースの3勝2敗でリーグ優勝決定シリーズに進出。ジャイアンツにとっては一打同点、一発ならサヨナラ勝ちの場面だっただけに悔しい結末となった。