パドレス戦でMLB通算3000奪三振を達成

　米大リーグ・ドジャースのマックス・シャーザー投手が12日（日本時間13日）、本拠地パドレス戦で史上19人目の通算3000奪三振を達成した。8回1安打無失点、9奪三振の快投で今季14勝目。MLBは2回に奪った3連続三振の映像を公開。伸びあがるような速球に、切れ味鋭い変化球で相手を寄せ付けない姿に、米ファンからは「レジェンドだ」「素晴らしい」と興奮の声があがっている。

【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し　運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って？（W-ANS ACADEMYへ）

　サイ・ヤング賞3度の実力を見せつけた。シャーザーは2回のマウンドが圧巻だった。先頭はスター選手タティスJr.。内角厳しいコースへの速球でファウルを打たせると、お次は外角ボールゾーンへ大きく曲がる変化球で空振りを奪う。最後は小さく、鋭く変化したボールで3球三振に仕留めた。

　その後もシャーザーは圧巻の投球。続く打者も速球で仕留めると、最後は高め97マイル（約156キロ）の伸びあがるような速球で奪三振。今季開幕前にパドレスと14年総額3億4000万ドル（約370億円）で契約したタティスJr.らも手が付けられない、3者連続3球三振となった。

　実際のピッチング映像を、MLB公式ツイッターが公開。「3000奪三振を達成する前に3者連続3球三振のイニングがあった。マックス・シャーザーは私たちを驚かせ続けている」と文面に記すと、米ファンからは「レジェンドだ」「素晴らしい内容だった」「9連続ストライクは凄い」「おめでとう、マックス！」「ワオ！」などとコメントが書き込まれている。