羽生結弦をみくびるな “王者の底力”に海外メディア驚嘆「怪我は何だったんだ?」
平昌五輪は16日、フィギュアスケート男子シングルのショートプログラム(SP)が行われ、66年ぶりの連覇を目指すソチ五輪金メダリスト・羽生結弦(ANA)は111.68点をマークし、堂々の首位発進となった。世界各国メディアは絶対王者の名演技を「魔法のルーティン」「金メダル一直線」「全ては支配下に」と伝え、懐疑的な見方もあった状態について「足首の怪我は何だったんだ?」と称賛している。
各国でやまない118日ぶり復活劇の賛辞「金メダル一直線」「全ては支配下に」
平昌五輪は16日、フィギュアスケート男子シングルのショートプログラム(SP)が行われ、66年ぶりの連覇を目指すソチ五輪金メダリスト・羽生結弦(ANA)は111.68点をマークし、堂々の首位発進となった。世界各国メディアは絶対王者の名演技を「魔法のルーティン」「金メダル一直線」「全ては支配下に」と伝え、懐疑的な見方もあった状態について「足首の怪我は何だったんだ?」と称賛している。
これが、王者たる所以だ。逆境の底力を遺憾なく発揮した。完璧な演技で111.68点をマーク。江陵アイスアリーナを魅了した羽生の復活劇は、世界各国メディアもこぞって称えている。
米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」電子版は「ユヅル・ハニュウが魔法のルーティンで男子ショートプログラムで勝利」と特集している。
「足首の怪我は何だったんだ? 日本のユヅル・ハニュウは途方もないパフォーマンスで足首の怪我に関する疑問を葬った」とレポート。昨年11月の右足首故障からぶっつけで、復帰戦となった王者が懐疑論を跳ね飛ばしたと評価し、「眩いばかりのパフォーマンスで五輪レコードを叩き出した」と称賛している。
ドイツ公共放送「ARD」電子版では「日本人のハニュウが金メダル一直線」と特集。「偉大な日本のフィギュアスケーターの金メダルへの願いは軌道に乗っている。ユヅル・ハニュウは五輪の氷上で卓越していた」と評している