羽生結弦は「ぶっつけ=不安材料」にならない? 米名手が分析した「秘密兵器」とは
平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルで66年ぶりとなる大会連覇がかかる羽生結弦(ANA)。歴史的な偉業へ向け、カギとなるのは昨年11月に負傷した右足首の回復具合だろう。3か月ぶりのぶっつけで挑む偉業について、米地元紙「ワシントン・ポスト」は米国のライバル選手、五輪メダリストの見解を紹介している。
右足首の故障から3か月ぶりの実戦…米紙がライバル選手、五輪メダリストの見解紹介
平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルで66年ぶりとなる大会連覇がかかる羽生結弦(ANA)。歴史的な偉業へ向け、カギとなるのは昨年11月に負傷した右足首の回復具合だろう。3か月ぶりのぶっつけで挑む偉業について、米地元紙「ワシントン・ポスト」は米国のライバル選手、五輪メダリストの見解を紹介している。
記事では「彼は準備ができているのか? それは実戦を見てみない限りは確信を持てないことだ。それは、おそらく本人もそう感じているだろう」と言及。そして、米国のライバルの見解を紹介している。
今大会の団体戦で銅メダル獲得に貢献したアダム・リッポンは「僕はユヅルではなく、あくまでリッポンだから、本当のところはわからない」と前置きした上で、こう語ったという。
「ただ、僕が言えるのは、彼は現五輪王者であり、複数回に及ぶ世界王者でもある。彼は頂点に立つ経験を数多く持つ。だから、なんだって起こせるはずだ。彼は驚くべき選手であり、彼を優勝候補にカウントしないなんてことはありえないね」
ソチ五輪で頂点に輝き、世界選手権を2度、GPファイナルも4度制覇。数々の国際舞台で修羅場をくぐり抜けて制し、引き出しはある。だからこそ、「ぶっつけ=不安材料」という常識は通用しないのだろう。