錦織復活への道着々、2時間超の熱戦制し8強進出

　男子テニスの世界ランク27位・錦織圭（日清食品）が31日（日本時間1日）、下部大会のRBCテニスチャンピオンシップス・オブ・ダラスのシングルス2回戦で世界ランク162位のマティアス・バッヒンガー（ドイツ）を2-1の逆転で破り、8強に進んだ。世界的にも注目度の高い錦織の勝利の瞬間を、ATPチャレンジツアー公式ツイッターが動画でアップしている。

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「戻ってきたな、ケイ。日本人がまた打ち合う！　ニシコリがダラスの準々決勝に進出」として紹介された動画では、錦織は2時間を超える激戦を制し、右こぶしを握り締めた。ほぼ満員に埋まったファンも総立ちの拍手でケイの勝利をたたえている。ダラスでも人気の高さがうかがえるシーンだった。

　同ツイッターは写真もアップ。「ダラスの人々は彼が好き！　錦織圭が2回戦を勝利した後、満員の観客に応えた」とフィーバーの様子を紹介。錦織はサインを求めるファンの求めに応じて、丁寧にペンを走らせている。また日の丸のシャツを着て応援に訪れた日本人ファンに対しては、写真撮影に応じるなど、2時間を超える激戦の直後にも関わらず、“神対応”ぶりを見せたようだ。

　世界ランクでは格下の相手に逆転勝利。準々決勝は1日（日本時間2日）、世界ランク295位のドミニク・コプファー（ドイツ）と対戦する。完全復活を、日本のファンが、米国のファンが待っている。