NBAプレーオフでウィザーズが76ersと対戦

　米プロバスケットボール（NBA）のイースト8位・ウィザーズは2日（日本時間3日）、同1位の76ersとのプレーオフ（PO）1回戦第5戦を行い、112-129で敗れた。日本人で初めてプレーオフの舞台に立つ八村塁は、42分39秒の出場で21得点、6リバウンド、2アシスト。第4戦は3連敗の崖っぷちから白星を挙げたが、1勝4敗で敗退となった。

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　八村は、45-44の第2クオーター（Q）残り4分40秒で華麗な3Pシュートを決めた。ラッセル・ウェストブルックやブラッドリー・ビールと連係し、前半終了時点で9得点、6リバウンド、2アシスト。しかし、チームは終了間際に逆転を許し、63-65で前半を折り返した。

　八村は85-93の第3Q残り2分32秒にドリブルで切り込むと、ファウルをもらいながらシュートを決めた。フリースローは失敗したが、果敢に攻める姿勢を見せて奮闘。第4Qはウェストブルックらとシュートを打ち続けたものの、なかなか得点を伸ばせず。それでも、大舞台でスター選手たちと戦い抜いた。

　イースト1位の76ersに3連敗後、1勝していた同8位のウィザーズ。負ければ今季終戦となる大一番で連勝はならず、八村のNBA2年目は幕を閉じた。