日本勢のライバルに? 新全米女王が誕生、19歳テネルに絶賛「ほぼ非の打ち所ない」
フィギュアスケートの全米選手権は5日(日本時間6日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の新星ブレイディ・テネルが合計219.51点で初優勝。平昌五輪代表の有力候補に躍り出た19歳を米メディアも「テネルは思いがけない存在となった」と称賛している。
全米選手権初制覇、平昌五輪ほぼ確実、上昇度◎の新星出現「可能性とは天井知らず」
フィギュアスケートの全米選手権は5日(日本時間6日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の新星ブレイディ・テネルが合計219.51点で初優勝。平昌五輪代表の有力候補に躍り出た19歳を米メディアも「テネルは思いがけない存在となった」と称賛。平昌五輪ではロシア勢を追う宮原知子(関大)、坂本花織(シスメックス)の日本勢のライバルとなるかもしれない。
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上昇一途の勢いそのままに、19歳の新星が全米女王に駆け上がった。
テネルはSPに続き、ミスのない演技を披露。渾身の4分間を演じ切ると、会心の笑みがこぼれた。得点は219.51。国内大会のため公認記録にはならないが、自己ベストの204.10点を15点以上も上回るハイスコアを叩き出した。
昨年の全米選手権は9位。今季、初めて出場した11月のGPシリーズ・スケートアメリカで宮原、坂本に続き、3位に食い込み、ブレイクの兆しを見せていたが、シーズン前までほぼ無名だった19歳は、ここに来て想像以上の躍進ぶりだ。
米スポーツ専門局「NBCスポーツ」も「テネルは思いがけない存在となった」と驚きを持った伝え、今大会の演技について「トップ選手達がジャンプで苦しむなか、テネルのジャンプはSP、FSのどちらでもほぼ非の打ち所がないものだった」と絶賛した。