大会SP歴代2位の高得点 “無敗男”チェンに米称賛「ほぼ間違いなく五輪代表に」
フィギュアスケートの全米選手権は4日(日本時間5日)に男子ショートプログラム(SP)で行われ、ネイサン・チェンが唯一の100点超えとなる104.45点をマークし、首位に立った。大会連覇に邁進する18歳に対し、米メディアも「SPで圧倒」「ほぼ間違いなくオリンピック代表に選ばれるだろう」と称賛している。
全米選手権、自己ベスト上回る高得点で首位発進…米メディア「チェンがSPで圧倒」
フィギュアスケートの全米選手権は4日(日本時間5日)に男子ショートプログラム(SP)で行われ、ネイサン・チェンが唯一の100点超えとなる104.45点をマークし、首位に立った。大会連覇に邁進する18歳に対し、米メディアも「SPで圧倒」「ほぼ間違いなくオリンピック代表に選ばれるだろう」と称賛している。
貫禄の演技で、平昌五輪行きの切符獲得に近づいた。
16番滑走で登場したチェンは、冒頭の4回転-3回転の連続ジャンプに見事成功。最後のトリプルアクセルこそ着氷が乱れたが、スピンやステップで最高評価を得るなど、非公認ながら自己ベスト104.12点を0.33点上回るハイスコアをマーク。優勝経験者のアダム・リッポン、ジェイソン・ブラウンらを抑えてSP首位に立った。
地元の米メディアもその圧倒的な強さを続々と報じている。
米テレビ局「NBCスポーツ」は「ネイサン・チェンが全米選手権SPで圧倒」と見出しを打って特集。「秋は無敵であったネイサン・チェンは、全米選手権SPでも同様であった。今季世界で唯一無敗の彼は104.45ポイントを記録し、これは大会のSP史上2番目に高い記録であった」と伝えた。