川内優輝、「-17度の激走」 公務員ランナーに地元誌脚光「週40時間勤務の労働者」
男子マラソンの川内優輝(埼玉県庁)が1日、米ボストンで行われた「マーシュフィールド・ニューイヤーズデイ・マラソン」に出場し、2時間18分59秒をマーク。気温-17度という極寒レースで自身76度目の2時間20分切りで世界最多記録を樹立した。全身タイツに目だし帽で、成し遂げた快挙を地元メディアも紹介。「2人が残酷な条件でリタイヤする中、ショーを演じた」「週40時間勤務の労働者カワウチはファンお気に入りのランナー」と孤独な力走を称賛している。
76度目の2時間20分切り世界記録…“日常”は公務員、異色の経歴に地元メディア注目
男子マラソンの川内優輝(埼玉県庁)が1日、米ボストンで行われた「マーシュフィールド・ニューイヤーズデイ・マラソン」に出場し、2時間18分59秒をマーク。気温-17度という極寒レースで自身76度目の2時間20分切りで世界最多記録を樹立した。全身タイツに目だし帽で、成し遂げた快挙を地元メディアも紹介。「2人が残酷な条件でリタイヤする中、ショーを演じた」「週40時間勤務の労働者カワウチはファンお気に入りのランナー」と孤独な力走を称賛している。
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「ユウキが凍てつくマーシュフィールドで76度目の2時間20分切りの世界記録を樹立」。川内の極寒の力走を特集したのは、米ニューイングランドの専門誌「ニューイングランド・ランナー」電子版だった。
記事によると、氷点下17度という過酷な条件で行われた大会で、フルマラソンのエントリーはわずか3人。しかし、日本からやってきた30歳は驚異の走りを演じ、2時間18分59秒で見事に完走してみせたのだ。
特集では「1週間に40時間働き、ファンのお気に入りである日本のマラソンランナー、ユウキ・カワウチ」と記し、公務員で実業団に所属しない異色の“日常”に脚光を当てている。
その上で「フルマラソン登録者のうち、2人が残酷な条件でリタイヤする中、1人のランナーがショーを披露した。まさにショーだった」と唯一の完走者となったことを称賛している。