練習場でのファンとの一幕にPGAツアー注目「良い雰囲気」

　男子ゴルフのプレーヤーズ選手権は11日、フロリダ州のTPCソーグラスで開幕。世界ランク6位のブライソン・デシャンボー（米国）は69をマークし、3アンダーで6位発進を決めた。2週連続優勝を狙う飛ばし屋だが、ホールアウト後の振る舞いが称賛を浴びている。PGAツアーが実際の映像を公開すると、米ファンからは「一流の行動だ」などと拍手を送られている。

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　心優しき飛ばし屋だ。すっかり日が暮れた、ホールアウト後のドライビングレンジ。フェンス越しに呼びかけるファンのリクエストに応じて、自身のグラブを放り投げてプレゼント。フェンス越しでうまくキャッチできなかった様子を見て、デシャンボーが歩み寄りグラブを拾い上げて再び手渡した。

　これだけではない。3人のファンから柵越しにセルフィーで記念撮影をねだられると快諾。ポーズを作り、さらに撮影する角度で苦戦している様子を見ると、体を折り曲げてフレームインするおまけつき。

　まさに“神対応”とも言える、デシャンボーの行動にPGAツアーも注目し、公式インスタグラムで「ラウンド後のレンジセッション。ラウンド後のフォトセッション。デシャンボーが良い雰囲気を維持」と添えて実際の映像を投稿。これに米ファンからは称賛が集まっている。

「最高」
「人々の味方」
「これは素敵だ」
「ジェントルマン」
「プロがファンのために時間を使うのはいいね」
「一流の行動だ！」
「いい男だ」

　屈指の飛ばし屋として人気実力ともにトップクラスに上り詰めるデシャンボー。その人柄も一流だった。