海外選手は何を感じた? 体操国際大会のコロナ対策「日本は五輪開催に一番相応しい」
ロシア元世界王者「動けないのはスポーツマンには非常に困る」
18年世界選手権の男子個人総合金メダリスト、アルトゥール・ダラロヤン(ロシア)
「外にあまり出られないのが一番困った。ホテルの中ではプール、ジムを使うことは不可能。同じ階に留まって出られない。動くことができないのはスポーツマンにとっては非常に困ること。泳いだり、動くことが集中することにも大切になる。精神的にも肉体的にも困ったこと。しかし、その対策が私たちをコロナから守ることになるので理解している。この対策が必要だと認めています」
19年世界選手権の男子個人総合金メダリスト、ニキータ・ナゴルニー(ロシア)
「今日集まってくれたお客さんが非常に印象的。日本人はとても親切でみんな体操のことをよくわかっている。今日の演技が凄く評価されたのが感動的。それは日本だけにあることで、特別なことです。来年は勝利を目指して五輪が成立することを待っています。ここに来る前にもコロナ対策で厳しいものが必要だと理解していた。五輪で同じ条件に従う必要があるなら、その用意ができている。まず大事なのは選手と観客の安全。それを考えると今回の対策は当たり前だと思う」
ユル・モルダウアー(米国)
「小さいオリンピックみたいに私たちのチームのためになりました。まず来年五輪ができることを一番、期待している。このイベントを成功できた日本は五輪を開催するのには一番相応しい。友達も住んでいるので日本の文化はウイルス対策をするのにとてもいいと思います。私にとってはコロナ対策の制限は問題なかった。検査、消毒もやらないといけないのはよくわかっている。これをやらないと他の人の命が危険になる。できることはやるべきだと思う」
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)