井上尚弥がついにPFP1位選出 英メディアでカネロ超え「究極的に過小評価されている」
記者陣も賛辞連発「真の怪物」「彼が世界最高の理由は…」
投票したライターの1人、ルーク・G・ウィリアムス記者は「イノウエは自分にとってはトップファイター。複数階級を制覇し、WBSS優勝でバンタム級ナンバーワンになった。その後も、一級品の相手を一掃し続けている。真の怪物のような才能だ」と賛辞を並べた。
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一方、フィル・ロジャー記者は2014年のWBC世界ライトフライ級王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)、WBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)という猛者を連破した功績は「究極的に過小評価されている」と指摘。
英スコットランド・グラスゴーで昨年、行われたWBSS準決勝のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦で圧勝したが、「バンタム級でのロドリゲス破壊が世界のステージ到来を刻んだ」とキャリアの分岐点になったと言い、続けて「相手のレベルや複数階級でのベルトだけではない。彼を世界最高のファイターたらしめているものは、相手を殲滅するそのやり方なのだ」と最敬礼している。
実力者との対戦を望み続け、圧倒するモンスターの流儀こそが、PFP1位の揺るぎない根拠と識者は語っている。一方、9位には元WBO世界フライ級スーパー王者の田中恒成を選出。日本人ファイターがPFP10傑に2人入るという快挙を成し遂げている。
なおPFPの本家で権威ある米誌「リング」の最新ランクでは2位。マロニー戦後はまだランキングは更新されていない。