公式YouTubeチャンネルで後輩の活躍を後押し

　サッカー元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が、フランス1部マルセイユに移籍した日本代表DF長友佑都にエールを送った。新天地での活躍を願う一方で、後輩のJリーグ復帰も熱望。ファンからは「Jリーグ愛を感じます」「日本愛は本物だな」と反応している。

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　昨年限りで現役を引退した闘莉王氏は、現在ブラジルで牧場経営など実業家として活躍する一方、公式YouTube「闘莉王TV」でサッカー王国での生活を魅力たっぷりに伝えている。4日に公開した動画のテーマは長友のマルセイユ移籍だったが、闘将は「もういいんじゃない？　早く日本に帰って、Jリーグを盛り上げてもらわないと」と提言していた。

　2010年南アフリカW杯後にFC東京からセリエAチェゼーナに移籍。インテル、ガラタサライ、マルセイユと欧州の名門を渡り歩く長友だが、闘莉王氏はJリーグに復帰することで、その経験を後輩に伝えてもらいたいと熱望。ボタフォゴMF本田圭佑にも、同様の期待を向けていた。

　長友のマルセイユでの活躍に太鼓判を押す一方で、Jリーグへの温かい視線を忘れなかった闘莉王氏に、サッカーファンも続々と反応している。

「確かに長友と本田がJリーグに帰ってきたら盛り上がるなあ。闘莉王さんの長友とか本田に対する愛を感じた」
「Jリーグ愛を感じます」
「優秀な選手が海外に行くが、帰ってきて還元しない！　トゥーリオさんの日本愛は本物だな」
「とぅさん、ホンダと長友への愛が」
「闘莉王の言う通り、Jリーグに恩返しして欲しいなあ」
「日本人が海外で活躍するのは嬉しいけど、長友とか本田はそろそろ経験したことをJに伝えてほしい」

　ブラジルで生まれた闘莉王氏。2003年に日本国籍を取得し、Jリーグに19年のプロ人生の全てを注ぎ込んだ闘将のJリーグ愛の深さは反響を呼んでいた。