悪童ネリが改心!? 過去の体重超過を反省「オレは自分の過ちに気が付いた」
ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリは8月1日(日本時間2日)にWBC世界スーパーバンタム級9位アーロン・アラメダ(メキシコ)との対戦が有力となっている。1年ぶりのリングに上がる予定のネリはバンタム級&スーパーバンタム級での4団体統一という壮大な野望に掲げているが、一方で過去の度重なる体重超過などには反省を口にしている。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が伝えている。
「8・1」にリング登場予定「素晴らしい試合を見せる準備はできている」
ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリは8月1日(日本時間2日)にWBC世界スーパーバンタム級9位アーロン・アラメダ(メキシコ)との対戦が有力となっている。1年ぶりのリングに上がる予定のネリはバンタム級&スーパーバンタム級での4団体統一という壮大な野望に掲げているが、一方で過去の度重なる体重超過などには反省を口にしている。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が伝えている。
昨年7月に元WBAバンタム級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を倒して以来となる実戦のリングに上がるネリ。過去の愚行を反省しているようだ。
かつてESPNでコメンテーターを務めていたエルネスト・アマダー氏とのインタビューでネリは「オレは自分の過ちに気が付いた」と振り返っている。
「しかし、オレに何ができるかを見せて、前に進むための時間はキャリアの中に十分にあると思っている。減量を成功させ、素晴らしい試合を見せる準備はできている。ビッグファイトをすることで、自分についてしまった悪いイメージを取り除きたい。戦うのが待ち遠しいよ」
過去にドーピング違反や、計量失敗を繰り返してきたネリ。2018年3月の山中慎介とのWBC世界バンタム級タイトルマッチは、前日計量での体重超過でタイトル剥奪。昨年11月の前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とのWBC世界バンタム級挑戦者決定戦でも、前日計量で1ポンド(約450グラム)の体重超過を犯して中止になっていた。
アラメダとは122ポンド(約55.3キロ=スーパーバンタム級)で戦うネリ。「プロモーターと話すさ。俺は最高の相手と戦う。まず118ポンドを制覇し、122ポンドへ階級を移す。俺の夢はいつも各階級での4団体統一だ」と2階級での4団体完全制覇という夢をぶち上げているが、まずは次戦で言葉通り、前日計量までにしっかりと体を作ってくることができるだろうか。
(THE ANSWER編集部)