17年にザイオンのジャージを着た写真を投稿していた人物は…

　米プロバスケットボール（NBA）のルーキー、ザイオン・ウィリアムソン（ペリカンズ）。怪我で出遅れたが、復帰後はその片鱗を随所に見せている。類まれな才能に世界的人気歌手のドレイクは目を付けていたようで、“発掘”されたザイオンは当時の驚きを米メディアに語った。

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　2019年のドラフト全体1位指名の怪物ルーキーの才能を、ドレイクは見抜いていた。米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」によると、ラプターズの熱狂的なファンとしても知られるカナダ出身ラッパーは、ザイオンがまだ高校生だった2017年2月に、ザイオンのジャージを着た写真をインスタグラムに投稿していたという。

「ザイオン・ウィリアムソン、ドレイクが彼の高校ジャージを着ていることを発見した当時のことを語る」と題した記事の中で、ザイオンが米放送局「TNT」のインタビューに対し、当時のことを語った内容を紹介している。

「多分、彼（ドレイク）は夜遅くにそれを投稿したと思う。朝起きたらとんでもない数の通知が来ていた。一瞬、『何か悪いことが起きたのか？』と思った。でも、インスタグラムを開いてメッセージを見ていったら、みんなが『ドレイクの投稿を見ろ』って言っていたんだ。そして、ドレイクの投稿を見つけたときは本当にびっくりしたよ。だって、ほとんどの人が自分を知る前に、ドレイクは自分のジャージを着た写真を投稿していたんだからね」

　このように語ったザイオンは、ドレイクの“慧眼”に感服した様子。高校時代から圧倒的な選手だったザイオンだが、ドレイクが写真を投稿したのは、ザイオンがデューク大行きを発表するおよそ1年も前のことだ。現在のザイオンの活躍を見る限り、ドレイクの見る目は確かだったようだ。