クラシコで躍動、メッシを止めたマルセロのタックルが注目の的に

　海外サッカー、スペイン1部では1日、レアル・マドリードがバルセロナに2-0で勝利。伝統のクラシコを制して首位に浮上した。メッシを封じ込めたレアルの守備陣。特に脚光を浴びているのが、左サイドバックに入ったブラジル代表DFマルセロのプレーだ。メッシが抜け出しかけたところに追いついて、タックルでチャンスの芽を摘み取った。見事なタックルと、その後の歓喜の咆哮が、スペイン紙や、海外ファンの称賛を集めている。

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　マルセロがチームを救った。レアルが1-0とリードした後半30分、バルセロナのカウンターでフレンキー・デヨングからのスルーパスに、メッシが完全に抜け出したがこれに反応したのがマルセロだ。必死に戻ると、左足を伸ばし懸命のタックル。ラファエル・ヴァランのカバーリングもあり、メッシはバランスを崩しボールを失った。決定機を見事に阻止して見せた。

　メッシを止めたマルセロは、まるでゴールを決めたかのように雄叫びをあげながら、歓喜のガッツポーズ。それだけのビッグプレーだったが、スペイン紙「マルカ」も「マルセロがメッシへのタックルを、ゴールを決めたかのように喜ぶ」と題した記事で、マルセロのプレーに拍手を送っている。

「ブラジル人はフェルラン・メンディを抑えて左サイドバックでプレーし、なぜ過去数年間レアル・マドリードで活躍を続けているのか証明した。

　後半、リオネル・メッシを追ってアルゼンチン人から同点弾のチャンスを奪うと、得点を奪ったかのように重要なタックルの成功を喜んだ」

　記事ではこのようにしてマルセロの一連のプレーをレポートしている。