フューリー、海外メディアPFPで井上尚弥超え 3位に急浮上、ワイルダー急落20位
ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチで王座奪還を果たした元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)。V10を誇るデオンテイ・ワイルダー(米国)からTKO勝ちしたことを受け、米専門メディア「ワールドボクシングニュース」(WBN)は「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」でフューリーを3位に選出。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は押し出される形で4位となっている。
WBNランキングで急浮上、日本勢は田中12位、井岡15位
ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチで王座奪還を果たした元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)。V10を誇るデオンテイ・ワイルダー(米国)からTKO勝ちしたことを受け、米専門メディア「ワールドボクシングニュース」(WBN)は「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」でフューリーを3位に選出。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は押し出される形で4位となっている。
22日(日本時間23日)に行われた一戦で、フューリーは7回1分39秒TKO勝ち。引き分けに終わった2018年12月以来の“世紀の再戦”を制した。これを受け、WBNは「“キング”タイソン・フューリーがPFPランキングで大きな飛躍」という記事を掲載。トップ10圏外だったフューリーを3位に急浮上させている。
WBNは「戦前では、ワイルダーがヘビー級最強と見られていたため、今回フューリーが発揮した圧巻のパフォーマンスがランキングの飛躍において重要な役割を果たした。WBNとしてもこの事実を受け止めており、真のヘビー級王者であることも考慮した上で3位にランキングさせた」とジャンプアップを説明している。
フューリーのランク上昇により、井上尚弥は押し出される形で4位に。王者陥落のワイルダーは10位から10ランクダウンの20位となっている。1位はカネロこと4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)。日本勢では田中恒成(畑中)が12位、井岡一翔(Reason大貴)が15位にランクインしている。