スタメン全選手が記念撮影で「中国加油」の印字入りユニ着用「フルサポートしたい」

　海外サッカーのスペインリーグ1部レアル・マドリードが16日（日本時間17日）のセルタ戦で新型コロナウィルスが猛威を振るう中国へ向け、激励のメッセージを送った。試合前の集合写真の際に「中国加油（中国がんばれ）」と中国語で記されたユニホームをスタメン11選手が着用。実際の様子をクラブ公式インスタグラムが公開し、反響を呼んでいる。

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　“銀河系軍団”が中国に思いを届けた。試合前の記念撮影。FWエデン・アザールやFWカリム・ベンゼマ、GKティボー・クルトワら名だたる世界的名手がピッチをバックに肩を組む。着用している白のユニホームの胸には、金色で「中国加油（中国がんばれ）」と印字され、新型コロナウィルスと戦う中国に対して激励している。

　実際の様子を投稿したクラブ公式インスタグラムでは「レアル・マドリードは、コロナウィルスの影響を受けた人々にフルサポートをしたいと思っています」とつづられている。各国で開催予定だった大会等が中止になるなど、スポーツ界にも影響を与えている新型コロナウィルス。レアルは、世界的クラブとして苦しむ人へのメッセージを発信したようだ。

　コメント欄には「レアル・マドリードは世界で1番のチームだね」「それがレアルだ」「ありがとう」「ファンタスティック」「歴史上最高のクラブ」など、賛辞のコメントが並んでいる。国を越えた思いやりに、ファンも心を打たれていた。なお、試合は2-2の引き分けに終わり、勝利を届けることはできなかった。