田中恒成、次はノンタイトル戦希望 井岡一翔と対戦指令も「すぐにしたいわけじゃ…」
ボクシングの2019年度年間表彰式が7日、都内で行われ、前WBO世界フライ級王者・田中恒成(畑中)は優秀選手賞となった。WBOはスーパーフライ級王者・井岡一翔(Reason大貴)との対戦を指令。田中にとって4階級制覇がかかる試合となるが「2020年のうちにどういう形でもいいので4階級制覇をしたい」と意気込んだ。
井岡一翔戦は実現するのか、4階級制覇へ田中恒成「ノンタイトルをやってから」
ボクシングの2019年度年間表彰式が7日、都内で行われ、前WBO世界フライ級王者・田中恒成(畑中)は優秀選手賞となった。WBOはスーパーフライ級王者・井岡一翔(Reason大貴)との対戦を指令。田中にとって4階級制覇がかかる試合となるが「2020年のうちにどういう形でもいいので4階級制覇をしたい」と意気込んだ。
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田中はWBOの規則によりスーパー王座に認定されたため、上下の階級の指名挑戦権を得た。現状では1つ上の階級にいる王者・井岡に挑戦できるが「すぐにやりたいとか、焦っているわけではない。しっかり準備をしてやりたい」とコメント。「団体を問わず挑戦したい。僕の言う『準備』というのは、ノンタイトルをやってからということ。すぐに挑戦したいとか焦りはない」とした。
1月31日に3度防衛したフライ級王座を返上。井岡以外にも他団体王者への挑戦を見据えながら、次戦は階級を上げて1試合を行い、状態を見てから世界挑戦をしたい意向だ。
通常では、WBOの指名試合の期限は9か月。井岡は大晦日の初防衛戦で指名試合をクリアしている。この日は井岡が表彰式を欠席し、田中は対面しなかった。「年間3試合できたことが自分としては一番嬉しい。昨年はいいパフォーマンスができたのでそれを続けたい」と2019年を振り返り、「スーパーフライ級は長い時間やりたいなと思っています。新しい体作りをするつもりはない。技術的なことが一番ですね」と成長を誓った。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)