井上尚弥は過去10年でも最強級 米選出”2010年代PFP”で堂々の10傑入り
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスでWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と3団体統一戦を行う。世界中のボクシングファンを魅了するモンスターの次戦に国内外が注目する中、海外メディアは“2010年代トップ20”に井上を選出している。
米ボクシング専門メディア選定“2010年代トップ20”で9位タイに
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスでWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と3団体統一戦を行う。世界中のボクシングファンを魅了するモンスターの次戦に国内外が注目する中、海外メディアは“2010年代トップ20”に井上を選出している。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
そうそうたる顔ぶれの中でも、全く違和感がない。井上を“2010年代トップ20”に選出したのは、米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」だ。記事では「2010年代のランキング『10年間のトップ20』」と銘打ち、過去10年間で優れたボクサー上位20人を選出している。
選出方法は、まず米専門誌「ザ・リング」の格付けと、2012年以降のトランスナショナル・ボクシング・ランキング委員会(TBRB)の格付けおよび過去10年間にわたる17階級での戦いのデータを利用。両方の順位をもとに、ポイントを集計した際の順位を掲載しているようだ。1位に元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)、2位に6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)などそうそうたる名前が挙がる中、井上は16位にランクインしている。
ここに名前が挙がるだけでもすごいといえるが、「ボクシングシーン.com」は続けて「この20人を相手として戦った結果を考慮し、再度ランキング化するとどうなるか?」という基準で、20人の順位を再考している。結果、井上は順位を上げ、元4階級制覇王者マイキー・ガルシア(米国)、元WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)とともに9位タイに位置付けられた。
米リング誌が全17階級のボクサーの実力を格付けした最新の「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」では3位にランクされるなど、各所で評価の高いモンスター。4月のカシメロとの統一戦に勝利すれば、さらに名を上げることになるだろう。
なお、ランクインした20名は以下の通り。
1位 フロイド・メイウェザー(米国)
2位 ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)
3位タイ テレンス・クロフォード(米国)、アンドレ・ウォード(米国)
5位 マニー・パッキャオ(フィリピン)
6位 サウル・アルバレス(メキシコ)
7位 ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
8位 セルヒオ・マルチネス(アルゼンチン)
9位タイ 井上尚弥、マイキー・ガルシア(米国)、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)
12位タイ ノニト・ドネア(フィリピン)、セルゲイ・コバレフ(ロシア)
14位 ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)
15位 ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)
16位タイ ティモシー・ブラッドリー(米国)、フアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)
18位 アブネル・マレス(メキシコ)
19位 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
20位 エロール・スペンスJr(米国)
(THE ANSWER編集部)