井上尚弥に3年ぶり「年間3試合」計画 年内4団体統一へ、大橋会長「ケガがなければ」
4団体統一は世界で4人だけ、ウーバーリorドネアとの対戦の可能性も
井上はIBFから同級1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との対戦指令を受けていたが、カシメロ戦が統一戦となることから、指名試合を先送りにする許可を得られた。今秋に見込まれる米国2戦目はダスマリナス戦が基本線となるが、大橋会長は「次にやらなきゃいけないとは思うけど、それはいろいろ難しい」と話すにとどめた。
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井上が目指すのは、バンタム級の4団体統一。残るWBC王座は、王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)とドネアが対戦予定。井上はダスマリナスを撃破した後、WBC王者との対戦に照準を合わせることになる。この日の会見では「この試合は3団体統一に凄く意味がある。バンタム級で4団体統一を目指す上で欠かせない試合」と気合を入れつつ、「今は次の試合だけに集中している」と語った。
年間3試合となれば、今年中に4団体統一の夢が実現する可能性がある。これまで4団体統一を果たしたのは、世界で4人しかいない。モンスターが世界の長いボクシング史に名を刻むのだろうか。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)