NBAデビュー前から大物ぶりに注目、本人は余裕のジョーク「難しい時期だった」

　プロバスケットボール（NBA）の2019年ドラフトの全体1巡目1位指名のザイオン・ウィリアムソン（ペリカンズ）。デューク大時代には豪快なダンクで全米で名をはせた男は、22日（日本時間23日）の本拠地スパーズ戦でついにヴェールを脱ぐ可能性が高い。一方で米メディアが注目しているのは、度重なるベンチでの居眠りシーンだ。実際の動画を公開している。

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　大器として注目を一身に浴びたザイオン。ペリカンズ入団後に右膝半月板損傷で手術を受けリハビリを続けていたが、現地のESPNアンドリュー・ロペス記者によると22日のスパーズ戦でついに復帰。「15分から20分」のプレー時間が予想されているという。

　一方でその大物ぶりも注目を集めている。最近の試合ではベンチ入りしているのだが、なんと試合中に居眠りするシーンが散見されるのだ。ルーキーにして、強心臓というべきだろうか……。実際のシーンを米ESPNのスポーツ情報番組「スポーツセンター」が公式ツイッターで度々披露。14日のピストンズ戦の映像は84万回も再生されるなど、現地ファンの反響を呼んでいた。

　だが、これにもザイオンは全く悪びれていないようだ。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のウィル・ギロリー記者はザイオンのコメントを含め、こうツイートしている。
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「ザイオンは、自身がベンチで居眠りしていたことについてのジョークを飛ばして、囲み取材をスタートさせた。『難しい時期だった。サイドラインで瞑想しているのを見れば、とても厳しい状況だったのが分かるだろう』」

　居眠りではなく、あくまで瞑想していたとジョークを飛ばしていたという。やはり自身の仕事はコートの上。怪物がどんな鮮烈なデビューを飾ってくれるのか、注目は増している。