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秋冬の登山、暖かい服は蒸れない? スノーピーク「Octa Nomad」は保温+吸水速乾 4モデルを比較

秋冬の登山は寒さを防ぎたい一方、歩くと蒸れや暑さも気になるもの。スノーピーク「Octa Nomad」はOcta®と軽量ダブルリップストップをどう組み合わせた? ジャケット、アノラック、パーカ、パンツ4モデルの違い・価格・仕様を公式情報から紹介します。

10秒で分かるポイント

秋冬は暖かくしたい。でも、登山やトレッキングで歩き続けるとウェアの中が暑くなったり、蒸れたりしない? スノーピーク「Octa Nomad」は、保温だけでなく行動中の快適性も考えたシリーズです。

  • ・裏地に高機能ポリエステル素材「Octa®」を使い、軽量性、保温性、吸水速乾性、遮熱性を両立
  • ・表地は軽量ダブルリップストップで、非フッ素の撥水加工と防風加工を採用
  • ・アウターとミドルアウターの両方で使える設計で、ジャケット、アノラック、女性用パーカ、パンツの4型を展開

 秋冬の登山やトレッキングでは、寒さを防ぐためにウェアを重ねたくなります。

 ところが、朝の登山口では寒かったのに、歩き始めると身体が温まり、ウェアの中が暑くなることもあります。

 「寒さは防ぎたい。でも、動いたときに熱や湿気がこもるのも避けたい」

 そんな秋冬の着用環境に向け、スノーピークが2026年10月2日に発売したのが「Octa Nomad」シリーズです。

 アウターとして一番外側に着るだけでなく、さらに寒い環境では上から別のアウターを重ね、ミドルアウターとして使うことも想定しています。

 では、暖かさと行動中の快適性をどう両立しようとしているのでしょうか。

 ポイントになるのが、表側の軽量ダブルリップストップと、裏側の高機能素材「Octa®」です。

秋冬の登山、暖かい服は蒸れない? 裏地の「Octa®」が担う4つの機能

 Octa Nomadシリーズの裏地には、帝人フロンティアの高機能ポリエステル素材「Octa®」が使われています。

 スノーピークが特徴として挙げているのは、軽量性、保温性、吸水速乾性、遮熱性の4つです。

 寒い時期のウェアというと、まず気になるのは保温性です。

 一方、登山やトレッキングでは身体を動かし続けるため、単に暖かくするだけでは、内部の温度上昇や汗、湿気による不快感につながることがあります。

 スノーピークは、Octa®を使うことで寒さを軽減しながら暖かさを維持しつつ、ウェア内部の温度上昇を抑え、蒸れによる不快感を減らすことを狙っています。

スノーピークが向き合った悩み
 秋冬だから暖かければいい、ではありません。寒い場所では保温したい一方、歩いて身体が温まれば熱や湿気も気になる。Octa Nomadは、行動中に起こる両方の変化を考えたシリーズです。

風を防ぎたい、急な水濡れにも備えたい 表地は軽量ダブルリップストップ

 Octa Nomadは、裏地のOcta®だけで機能を作っているわけではありません。

 表地には、リサイクルポリエステルを格子状に織り込んだ軽量ダブルリップストップを採用しています。

 表地の裏面には、非フッ素の撥水加工と防風加工を施しています。

 スノーピークは、この生地について引き裂きなどへの耐久性を備えながら軽量で、身体への負担も少ない着心地を目指したと説明しています。

 つまり、外側では風や水分、耐久性に対応し、内側では保温や吸水速乾などを担う構成です。

軽量ダブルリップストップ+Octa®

 表地には非フッ素の撥水加工と防風加工を施したリサイクルポリエステルを使用。裏地には軽量性、保温性、吸水速乾性、遮熱性を特徴とするOcta®を配置し、外側と内側で異なる役割を持たせています。

朝は寒い、歩くと暑い…アウターとミドルアウターを1着で使い分け

 秋冬の難しさは、一日を通じて同じ気温、同じ運動量で過ごすわけではないことです。

 朝夕や休憩中は寒くても、登り始めれば身体は温まります。

 Octa Nomadは、比較的穏やかな環境ではアウターとして着用し、さらに寒い環境ではその上から別のアウターを重ねてミドルアウターとして使うことも想定しています。

 「アウター専用」「中間着専用」と役割を固定するのではなく、気温やシーンによって使い方を変えられることがシリーズの特徴です。

寒暖差への答えは、1着の役割を固定しないこと
 秋は一番外側に、気温が下がる冬はミドルアウターに。季節や気温に合わせてレイヤリングを変えられるため、秋冬を通して使いやすい設計です。

Octa Nomad

登山ウェアは街で使いにくい? 自然にも都会にもなじむデザイン

 機能性の高いアウトドアウェアでも、山でしか着ないとなると使用機会は限られます。

 Octa Nomadの「Nomad」は、遊牧民を意味します。

 スノーピークは、ノマドのシームレスな生活をデザインに表現し、自然の中だけでなく都会にもなじむ、合わせやすい外観を目指しています。

 公式では、キャンプ、登山、トレッキングといったアウトドアに加え、ウィンタースポーツ、通勤、通学、普段の外出まで使用シーンとして挙げています。

 カラーは4モデル共通で、チャコール、ダークブラウン、ライトブルーの3色です。

「山で使える服」で終わらせない
 防風や撥水、保温といったアウトドア向けの機能を持たせながら、通勤や外出にも合わせやすいデザインへ。山と日常を一着でつなぐこともOcta Nomadの狙いです。

ジャケット、アノラック、パーカ、パンツ 4モデルは何が違う?

 2026年秋冬のOcta Nomadは、ジャケット、アノラック、女性用パーカ、パンツの4モデルを展開しています。

 素材の基本的な考え方は共通していますが、形状や調整機能はそれぞれ異なります。

モデル 主な特徴 価格(税込)
Jacket フロント開閉式。Octa®の起毛面をフリースのように活用し、コンシールファスナー付きポケットを採用 35,200円
Anorak プルオーバー+フード。フードを被った際に首や頭へ沿うシルエット 35,200円
Parka W’s 女性用モデル。ギャザーを取り入れ、裾のストリングでシルエットを調整可能 33,000円
Pants 膝のタックで動きやすさを確保。ウエストと裾のフィット感を調整可能 29,700円

脱ぎ着しやすさを重視するなら「Jacket」

 「Octa Nomad Jacket」は、前を開閉できるジャケット型です。

 裏地ではOcta®の起毛面をフリースのように活かし、軽量ながらさまざまなシーンで使いやすい一着として設計されています。

 ポケットには、閉じた際にファスナーのレール部分が見えにくいコンシールファスナーを採用。

 収納物が落ちにくいようにしながら、外観をすっきり見せています。

 公式商品ページでは、表地、裏地ともにポリエステル100%。サイズは1、S、M、L、XLの5サイズです。

Jacketはこんな使い方
 前を開閉して温度調整しやすいジャケット型。登山やトレッキングで行動量が変化するときや、日常で羽織りとして使いたい場面にも合わせやすい形です。

Octa Nomad

プルオーバーが好みなら「Anorak」 フードのシルエットにも工夫

 「Octa Nomad Anorak」は、スタンドカラーのプルオーバーにフードを組み合わせたモデルです。

 スノーピークは、フードを被ったときに首や頭に沿う、立ち姿の整ったシルエットを特徴として挙げています。

 ジャケットと同じく、表地に軽量ダブルリップストップ、裏地にOcta®を使用。

 ポケットにもコンシールファスナーを採用しています。

 メーカー品番は100261JK16。サイズは1、S、M、L、XLの5サイズです。

Jacketとの大きな違いは「前開きか、プルオーバーか」
 基本となる素材や機能は共通。頻繁な脱ぎ着や前を開けた温度調整を重視するならJacket、プルオーバー型とフードを好むならAnorakという違いがあります。

Octa Nomad

女性用「Parka W’s」は、機能だけでなくシルエットも調整

 2026年秋冬から新たに加わったのが、女性用の「Octa Nomad Parka W’s」です。

 こちらも表地には軽量ダブルリップストップ、裏地にはOctaを使用し、表地の裏面に非フッ素の撥水加工と防風加工を施しています。

 特徴的なのが、部分的に取り入れたギャザーです。

 機能性を持たせながら、やわらかな印象になるようデザインしています。

 裾にはストリングを備えており、好みに合わせてフィット感やシルエットを調整できます。

 メーカー品番は102261JK02。サイズは1、2、3、4の4サイズです。

女性用=素材だけを共通化したモデルではない
 Octa Nomadの基本機能を共有しながら、ギャザーや裾のストリングによってシルエットまで調整。アウトドアだけでなく日常での着こなしも意識しています。

Octa Nomad

パンツは歩きやすい? 膝のタックで動きやすさを確保

 シリーズ唯一のボトムスが「Octa Nomad Pants」です。

 パンツも表地に軽量ダブルリップストップ、裏地にOctaを使用しています。

 登山やトレッキングで気になるのが、脚を大きく動かしたときの窮屈さです。

 Octa Nomad Pantsでは、膝にタックを配置することで動きやすさを確保しています。

 ウエストはゴムシャーリングとウェビングベルトを組み合わせ、フィット感を調整しやすい仕様。

 裾にはゴムアジャスターを備え、シルエットも変えられます。

 メーカー品番は100261PT17。サイズは1、S、M、L、XLの5サイズです。

パンツも「暖かさ」だけではない
 裏地の機能だけでなく、膝のタックやウエスト、裾の調整機能まで用意。歩く、しゃがむといった動きとフィット感の両方を考えています。

Octa Nomad

Octa Nomad 4モデルの価格・仕様を比較

モデル メーカー品番 価格(税込) サイズ
Octa Nomad Jacket 100261JK15 35,200円 1/S/M/L/XL
Octa Nomad Anorak 100261JK16 35,200円 1/S/M/L/XL
Octa Nomad Parka W’s 102261JK02 33,000円 1/2/3/4
Octa Nomad Pants 100261PT17 29,700円 1/S/M/L/XL
カラー チャコール/ダークブラウン/ライトブルー
基本素材 表地:ポリエステル100%/裏地:ポリエステル100%

Octa Nomadは「寒いから暖かくする」だけのウェアではない

 秋冬のアウトドアウェアを選ぶなら、保温性は大切な基準です。

 しかし、登山やトレッキングでは、朝夕、行動中、休憩中で体感温度が変化します。

 寒いときには暖かさが欲しい。一方、登りで身体が温まれば、熱や湿気がこもりすぎないことも重要になります。

 Octa Nomadでスノーピークが用意した答えは、表地と裏地に異なる役割を持たせることでした。

 表側には、防風と撥水を備えた軽量ダブルリップストップ。

 内側には、軽量性、保温性、吸水速乾性、遮熱性を特徴とするOcta®。

 さらに、秋にはアウター、より寒い環境ではミドルアウターとして使えるようにしています。

 「寒さをどう防ぐか」だけではなく、「歩いて暑くなったらどうするか」「気温が変わったらどう重ねるか」まで考える。

 Octa Nomadは、秋冬の行動中に起こる温度変化まで含めて作られたシリーズです。

Snow Peak公式「Octa Nomad」シリーズページ
「Octa Nomad Jacket」公式商品ページ
「Octa Nomad Anorak」公式商品ページ
「Octa Nomad Parka W’s」公式商品ページ
「Octa Nomad Pants」公式商品ページ

【写真提供:株式会社スノーピーク】

(THE ANSWER編集部)

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