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選手も違いに「気づかない」代替肉 環境問題に配慮し、ラグビーチームで提供された食事

選手はおおむね「言われるまで大豆ミートだと気づかなかった」

 当日は私も食堂に立ち会い、テーブルを回りながら選手たちに大豆ミートの栄養価や、環境にやさしい食材であることなどを説明させていただきました。選手たちはおおむね、「言われるまで大豆ミートだと気づかなかった」という反応。実際、会話をするなかで、大豆ミートの特徴はもちろん、環境問題への関心の高さをヒシヒシと感じられました。

 食事後は選手に協力していただき、アンケートを実施。味の評価は「美味しかった」は3割、「ふつう」が7割。大豆ミートそのものに対しての感想は「肉のハンバーグよりも脂質とカロリーが低いのがよい」「一般的なハンバーグと同量のたんぱく質が摂れることに驚いた」「地球環境への負荷が少ない点がよい」という声が目立ちました。

 植物性たんぱく質は、欧米のアスリートたちが積極的に取り入れていますが、その背景には日本人よりも肉の消費量が多い、という食文化が強く影響しています。

 遠く感じる地球の環境問題も、自分たちが食べている食材を通してみることで、身近な問題として考え、「自分にできること」の行動に移すきっかけになります。今後もスポーツの現場で、選手、スタッフ、チームと一緒に、サステナブルな食の取り組みを続けていたいと考えています。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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