女子ゴルフで近年珍しい「物凄い感覚派」を自認 24歳大出瑞月がV争いに加われた理由
同組イ・ボミも「カッコ良かった」と称賛した姿とは
確かに小技に関しては繊細な部分が多く、グローブをつけるタイプ、つけないタイプにも分かれる。1日にして大変身を遂げた大出に関しては、不調を引きずらないマインドも持ち合わせていた。
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「前日が今の自分の調子ですし、『だよね』と思っていました(笑)。その分、切り替えられていましたね」
そして、同組のイ・ボミには「大出さんはパットに自信を持っている感じでカッコ良かったです。教えてほしいです」と言わしめた。それを聞くと、大出は「イヤ、イヤ、イヤ」と慌てて首を振り、「私こそボミさんのストロークをお手本にした時期がありました。練習グリーンとかで密かに見て、勉強していました(笑)」と明かした。
感覚派だけど、それを研ぎ澄ます努力は続けている。黄金世代の1学年上で1997年度生まれの24歳。今大会5位タイでメルセデス・ランキングは55位に浮上しており、このスタイルで自身2度目のシード権獲得を目指す。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)