女子ゴルフ岩井千怜、2位躍進の裏に敏腕マネジャーの支え 姉妹に「希望」与えた奔走ぶり
国内女子ゴルフのリシャール・ミル ヨネックスレディスは5日、稲見萌寧(Rakuten)の今季初優勝で幕を閉じた。同じ最終組の19歳・岩井千怜(Honda)は2打差2位。最終18番で約2メートルのパーパットを沈めると、感極まった。優勝には届かなかったが、11番パー4から5連続バーディーを奪うなどし、メルセデス・ランキングの105ポイントをゲット。暫定リランキングは53位から25位に浮上し、中盤戦の出場権をほぼ手中にした。

国内女子ゴルフツアー前半戦に主催者推薦出場8試合を組む作戦を実行
国内女子ゴルフのリシャール・ミル ヨネックスレディスは5日、稲見萌寧(Rakuten)の今季初優勝で幕を閉じた。同じ最終組の19歳・岩井千怜(Honda)は2打差2位。最終18番で約2メートルのパーパットを沈めると、感極まった。優勝には届かなかったが、11番パー4から5連続バーディーを奪うなどし、メルセデス・ランキングの105ポイントをゲット。暫定リランキングは53位から25位に浮上し、中盤戦の出場権をほぼ手中にした。
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双子の姉・明愛も10位に入り、同リランキング26位から18位に。そこに至るまでには、マネジャーの高橋篤史さんによるさまざまな尽力があった。大会から一夜明けた6日、姉妹の父・雄士さんが、舞台裏を語った。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
◇ ◇ ◇
最終日の18番パー5。高橋さんは祈っていた。「お願いだから入ってくれ」。千怜が下り2メートルのパーパットを沈めると、ホッと胸をなでおろした。
「これで第1回リランキングはクリアできると思います。大きな一打です。千怜プロも明愛プロと一緒にレギュラーツアーに出続けられることが、何ともうれしいですね」
言葉通り、このパーが大きかった。通算5アンダー、2位タイ(2人)で105ポイント獲得。外していれば、3位タイ(6人)で62ポイントだった。千怜は前週まで6試合出場(予選通過4試合)で通算28.20ポイント。一打の差43ポイントを稼ぎ出すことがどれだけ大変か、本人も周囲も分かっていた。
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