[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

平野歩夢、東京五輪から半年で勝てた理由 スケボー監督が見た「雪と陸」を分けない思考

「THE ANSWER」は北京五輪期間中、選手や関係者の知られざるストーリー、競技の専門家解説や意外と知らない知識を紹介し、五輪を新たな“見方”で楽しむ「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」を連日掲載する。

北京五輪スノーボード男子ハーフパイプ決勝で金メダルを獲得した平野歩夢【写真:Getty Images】
北京五輪スノーボード男子ハーフパイプ決勝で金メダルを獲得した平野歩夢【写真:Getty Images】

「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」#52 スケートボード監督が見た二刀流挑戦

「THE ANSWER」は北京五輪期間中、選手や関係者の知られざるストーリー、競技の専門家解説や意外と知らない知識を紹介し、五輪を新たな“見方”で楽しむ「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」を連日掲載する。

【注目】本気で野球に挑戦する親子必見! 各分野のプロが動画解説、日本最大級野球スキル動画配信サービス「TURNING POINT」の公式LINEはこちら

 北京五輪スノーボード・ハーフパイプ男子で、ソチ、平昌と五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)が、悲願の金メダルを獲得した。決勝3本目で96.00点を叩き出し、スコット・ジェームズ(オーストラリア)を逆転。昨夏の東京五輪ではスケートボード競技のパークに挑戦。そこからわずか半年で、なぜ平野は世界の頂点に立つことができたのか。似て非なる2つの競技に挑んだ平野の強さを、東京五輪スケートボードで日本代表監督を務めた西川隆さんに聞いて検証する。(取材・文=水沼 一夫)

 ◇ ◇ ◇

 平野がついに念願の金メダルを手繰り寄せた。4年前の平昌五輪ではショーン・ホワイト(米国)の前にあと一歩及ばず、もう平野の目には金しか見えなかった。9日の予選を1位で通過すると、決勝では持てる最高峰のルーティンを披露。超大技のトリプルコーク1440(斜め軸に縦3回転、横4回転)は3本すべてで成功させ、2本目は91.75点と2位に浮上。圧巻は3本目で、技の高さやつなぎ、難度も異次元の滑り。金メダルが決まると、ホワイトもハグを求めて健闘を称えた。

 平野は「ようやく小さい頃からの夢が叶った」と、ホッとした表情を見せた。

 ここまでの4年の道のりは、平野でしか切り拓けない前人未踏のチャレンジだった。

 新型コロナウイルスが発生し、東京五輪は史上初となる1年延期に。平野が描いていた青写真は崩れ、状況は一変した。東京五輪に向けてスケートボードを強化しながら、半年後に迎える北京五輪に向けてスノーボードの準備もする必要があった。

 昨年4月には東京五輪を控えるなかで、北京五輪の代表争いに加わるためスノーボードの日本選手権に出場し、2位に食い込んだ。スケートボードの日本代表監督としてこの戦いを見ていた西川さんは、「賭けみたいな状況。ここで1番か2番にならないと無理みたいな感じで追い込まれちゃったので、そういう意味で計画がずれたというのはある」と振り返る。

1 2 3
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
スポーツ応援サイトGROWING by スポーツくじ(toto・BIG)
DAZN
VIOフェリエ
福士加代子も使っている。CW-X
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
#青春のアザーカット
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集