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One Rugbyで再確認したラグビーの魅力 廣瀬俊朗が自治体とのタッグで感じた手応え

昨年2月に産声を上げたNPO法人「One Rugby」。一般に「ラグビー」と呼ばれる15人制に限らず、7人制、10人制、車いす、デフ、ブランド、タッチ、ビーチ、タグフットボール、ラグビーリーグなど、様々な種類の「ラグビー」が連携し、互いの魅力を伝えながら「ラグビー」を盛り上げていこう、という目的を持つ。

「One Rugby」と枚方市によるコラボ、「枚方ラグビーカーニバル」が昨年12月に開催された【写真提供:NPO法人One Rugby】
「One Rugby」と枚方市によるコラボ、「枚方ラグビーカーニバル」が昨年12月に開催された【写真提供:NPO法人One Rugby】

「One Rugby」代表理事の廣瀬俊朗さんが語る「枚方ラグビーカーニバル」での手応え

 昨年2月に産声を上げたNPO法人「One Rugby」。一般に「ラグビー」と呼ばれる15人制に限らず、7人制、10人制、車いす、デフ、ブランド、タッチ、ビーチ、タグフットボール、ラグビーリーグなど、様々な種類の「ラグビー」が連携し、互いの魅力を伝えながら「ラグビー」を盛り上げていこう、という目的を持つ。

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 代表理事を務める元ラグビー日本代表主将の廣瀬俊朗さんを中心にスタートした「One Rugby」は、あいにくのコロナ禍で活動が制限される中でも、オンライン上でミーティングを重ね、具体的な活動を模索。オンライントークイベントを開催しながら発信を続けてきた。

 広く「ラグビー」は、性別、人種、国籍、体格、年齢などの違いがあっても、自分に合った種類を選び、個性を生かしながら楽しめるスポーツだ。互いが互いを認め合うダイバーシティ(多様性)が重要視される今こそ、社会に提供できる価値は多い。

 ラグビーが持つ価値に早くから注目してきたのが、大阪府枚方(ひらかた)市だ。1997年から毎年「枚方ラグビーカーニバル」を開催し、ラグビーを通じて街の盛り上がりを生み出してきた。

 そんなラグビーへの熱い思いを共にする「One Rugby」と枚方市によるコラボが、昨年12月6日に実現。枚方市立総合スポーツセンター陸上競技場で2020年版「枚方ラグビーカーニバル」が開催された。

 新型コロナウイルス感染症対策を十分に取ったイベントは、抽選に当選した約300人の観覧者が集まった。「One Rugby」からは廣瀬さんのほか、元ラグビー日本代表主将の菊谷崇さん、元車いすラグビー日本代表の三阪洋行さん、デフラグビー日本代表の大塚貴之選手が参加。伏見隆・枚方市長も加わったトークセッションは、ラグビーを愛する人に共通する気さくな人柄も手伝い、大いに盛り上がった。

 また、枚方ラグビースクールと交野ラグビースクールによる小学生の招待試合、常翔啓光学園と関西創価高による高校生の招待試合を実施。試合の模様はオンラインでも配信され、来場できなかった家族も遠隔で楽しむことができた。その他、高校生ラガーマンたちがタグフットボール、ビーチラグビー、タッチラグビーを体験したり、車いすラグビーの競技用車いすに試乗してみたり、「One Rugby」陣との深い交流を図ったイベントは大成功に終わった。

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