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【月間表彰】川崎F・三笘薫の超絶70mドリブルを選出 闘莉王が「ネイマールのよう」と絶賛する理由

サッカー界で最も熱い男が選んだ、漢を感じる熱いプレーとは。

11月のJリーグの「月間最熱モーメント」に川崎フロンターレ・三笘薫の70mドリブルを選出した【写真:Getty Images】
11月のJリーグの「月間最熱モーメント」に川崎フロンターレ・三笘薫の70mドリブルを選出した【写真:Getty Images】

闘将を熱くさせたワンプレーを選出、11月は「J1王者川崎の大卒新人MF三笘が70mドリブルでアシストした瞬間」

 サッカー界で最も熱い男が選んだ、漢を感じる熱いプレーとは。

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 今季J1を制した川崎フロンターレのMF三笘薫が、11月18日の第30節横浜F・マリノス戦(3-1)で1ゴール1アシストの活躍を見せた。後半アディショナルタイムには、約70メートルをドリブルで駆け抜け、絶妙なアウトサイドキックでダメ押し弾をお膳立て。昨季限りで現役引退した元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、スポーツチャンネル「DAZN」のパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」との企画で、11月のJリーグの「月間最熱モーメント」にこの超絶アシストを選出した。「THE ANSWER」のインタビューで闘莉王氏は新たな才能に太鼓判を押した。

 ◇ ◇ ◇

「最も目について、このプレーはいいな、このプレーは日本代表レベルだなと思ったのが三笘選手でしたね」

 昨年現役引退し、ブラジルで実業家として活躍する一方、公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」でブラジルの生活を魅力たっぷりに届けている闘莉王氏。そんな闘将が絶賛したのは今季J1を制した川崎で大卒ルーキーながら主力として輝きを放っている三笘だった。

 今季29試合13得点と活躍する三笘を象徴するようなシーンがあった。第30節横浜FM戦。この一戦で途中出場した三笘は後半8分にリーグ7位タイとなる今季12ゴール目を決めて先制点をもたらした。

 さらに、23歳のルーキーは先制点以外でも魅せた。後半アディショナルタイム5分、自陣ゴール付近で味方のクリアボールを拾い、そのままドリブルを開始。左サイドのタッチライン際を駆け上がると、センターライン付近で食らいつく相手MF渡辺皓太を振り切り、カバーに来たDFチアゴ・マルチンスの逆を突いて一瞬で抜き去る。そして、最後は右側からDF畠中槙之輔が寄せてきたところで、右足アウトサイドで中央に出し、小林のフリーのシチュエーションを作り出した。約70メートルを駆け抜ける圧巻のドリブルでダメ押し点をアシスト。闘莉王氏はドリブラー三笘のプレースタイルに注目した。

「自分がDFだとしたら(三笘に)前を向かれた状況で止めるのが難しい。なぜかというと、ボールを両足で扱うのが本当に上手。右足でも左足でもボールを触りながら仕掛けるというのがすごく上手で、なかなか(他には)出てこない選手だと思う。DFからしたらなかなか飛び込めない。飛び込んだとしてもボールが足の近くにあるので、すぐかわされる。すごく止めづらい選手だなという印象」

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