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フォロワー2.7万人の女子大生アスリート SNS発信の副産物「中高生がDMで…」現代に交わる世界線――日体大・小林美月

応援を力に「日体大記録」「学生記録」を目指していく【写真:中戸川知世】
応援を力に「日体大記録」「学生記録」を目指していく【写真:中戸川知世】

 競技力もさることながら、人気も抜群。インスタグラムのフォロワーは2.7万人を誇る。注目されることについて「プレッシャーは感じていない。応援してもらえて嬉しいし、頑張ろうと思える」と力に変えている。

 SNSを発信するメリットは他にもある。「棒高跳びをやっている中高生がDMで相談や質問をしてくれる。答えるのが楽しいし、自分に聞いてくれることも嬉しい」。全てとはいかないが、時間の許す限り回答。SNSが発達した現代だから交わる世界線がある。

 3月の大会中、跳躍でボックスに落下し左肋骨を骨折。跳躍練習を再開したのは準優勝した4月の日本学生個人選手権の1週間前で、その後も難しい調整を強いられた。「助走から空中まで完成していない状態」と万全ではない中での優勝。「動きを元に戻せるように練習したい」と先を見据えた。

 自己ベストは4メートル15。次のターゲットは4メートル21に定めている。「日体大記録が20なので21。学生記録は30なので31も跳びたい」。SNSを通じて、次世代の後輩のために寄り添う心優しい大学生アスリート。応援を力に大記録も超えていく。

(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)

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