1日14時間勉強で東大現役合格 貫く文武両道「私より勉強時間ある人より良い成績を」頭脳派ウォーカーは負けず嫌い――東大・沖夏子

実体験から感じる文武両道のメリットとは
中学時代は長距離ランナー。高校で競歩に転向し、「歩形を磨いてタイムが伸びていくのが面白い」とのめり込んだ。競歩には体力はもちろん、技術が大きく影響する。「筋肉とか、体の使い方とかを動画で研究して練習している」。頭脳を生かして理想を追い求めている。
受験期は陸上をシャットダウンして勉強一筋に。体が鈍り、大学入学後の1年間は記録を取り戻すまでに苦労したが、文武両道を貫くことにはメリットを感じている。
「東大の陸上部には理論的に考えてやっている人が多くて勉強が生きている。逆に陸上で養った集中力や忍耐力は勉強に生かすことができる。お互いに良い効果を与えていると思う」
卒業後は大学院に進学し、競技も続けていく予定。「日本選手権に出たいので標準切りが目標」。勉強で培った思考力で導き出した歩形を武器に、国内最高峰の舞台を目指す。
(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)










