五輪マスコットが手を振って別れ

　北京五輪が閉幕し、多くの選手たちが帰国の途についた。選手たちが熱戦を繰り広げた一方、試合以外で大会を盛り上げようと奮闘した者もいる。五輪マスコットのビンドゥンドゥンだ。大人気となったキャラクターは別れ方にも注目が集まった。

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　ビンドゥンドゥンがスーツケースを引いた。どこかに向かって屋外をトボトボと歩くマスコット。画面には「最後のゲームが終わったよ。お別れを言う時が来たね」の英文。「またね！」。振り返ると、一生懸命に手を振った。

　北京五輪公式ツイッターが動画を公開した。「恋しくなるね！」と文面につづると、海外ファンから「また他の五輪でも会えたらいいな」「ビンドゥンドゥン大好きだよ」「史上最も可愛いマスコット」「ユヅルを笑顔にしてくれてありがとう」「ユヅルとドゥンは最もキュートなコンビだった」と別れを惜しむ声も。「もうすでに恋しい」「悲しい映像だ」と“ロス”に陥る人もいるようだ。

　大会中には中国国内やメディア向けのグッズショップで大行列になるほど人気に。フィギュアスケートのような1回転ジャンプに挑戦したり、エキシビションで羽生結弦らと共演するなど多くの話題を振りまいていた。