THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太の記事一覧
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両親まで猛反対「お願いだからやめて」 トミー・ジョン手術を受けた女子野球選手が直面した壁「いつかは道ができる」
2025.05.31女子野球の強豪・埼玉西武ライオンズレディースに今季、韓国代表のエースが加入し日本一を目指している。25歳のキム・ラギョン投手は2度目の来日。前回2022年に日本球界へ挑戦した際には、初登板へ向けた練習中に右ひじを痛め、その後トミー・ジョン手術を受けた。負傷からの3年間、女子ならではの“障害”も乗り越え、マウンドに帰ってきたのだという。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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巨人ドラ2が豪州で知った「前向き」の意味 2軍球団へのレンタルで無双中…山田龍聖が7800kmの彼方で示した可能性
2025.05.29まだ1軍登板のないプロ野球・巨人の4年目ドラ2左腕が、ウエスタン・リーグで圧倒的な成績を残している。24歳の山田龍聖投手は今季、くふうハヤテに6月末までの予定でレンタルされ、9試合で2勝2敗、防御率1.79とエース格の働きを見せている。苦闘が続いたプロ生活で、ついに殻を破りそうな働きを見せているのは、昨オフに派遣された豪州ウインターリーグでの経験も大きいという。東京から7800キロの彼方で、一体何があったのか。
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「もしかしたらラストかも」 巨人ドラ2が“2軍球団”へのレンタルで飛躍 山田龍聖の2か月半「チャンスでしかない」
2025.05.29プロ野球の2軍、ウエスタン・リーグに参加して2年目のくふうハヤテで、エース格の働きを見せている左腕がいる。24歳の山田龍聖投手は6月末までの予定で巨人から派遣され、9試合に先発し2勝2敗、防御率1.79(29日現在)という好成績だ。ドラフト2位でJR東日本から入団して4年目、変わるきっかけはどこにあったのか。史上2人目となる2軍球団への“レンタル”で感じていることを聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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「あそこなら野球をできる」代表エースが目指した“韓国の東大” 女子だからできた文武両道…変えたい母国の弱点
2025.05.28今季から女子野球の強豪、埼玉西武ライオンズレディースに加入したのが、韓国代表のエース右腕キム・ラギョンだ。子どもの頃から“天才野球少女”と呼ばれたもののプレーを続ける道がなく、いつも自らの手で切り開いてきた。日本で言えば東京大学に例えられる、超難関のソウル大学に進んだのも野球のため。究極の文武両道を可能にした方法と、韓国のスポーツ界に横たわる大きな問題について聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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算数教科書で伝えた「中国選手に勝つために」 世界卓球で快進撃、伊藤美誠が語る感覚派からの脱皮
2025.05.23カタール・ドーハで行われている卓球の世界選手権個人戦で、伊藤美誠(スターツ)が自身、女子シングルスでは初となるメダル獲得に王手をかけている。東京五輪の卓球混合ダブルスで金、女子シングルスで銅メダルに輝いた名選手が、プレーに生かしているのが「算数」の考え方だ。小学校4年の教科書(東京書籍刊)に登場したワケとは。
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「ヒラヒラを着てみたくて…」 フィギュア五輪金、荒川静香を虜にした氷の魅力「続けようと思ったわけじゃない」
2025.05.14日本スケート連盟が初心者を対象に行っている「基礎スケート教室」が11日、横浜市のコーセー新横浜スケートセンターで行われた。小学生から大人まで、約100人がスケートの楽しさを体験したイベントの最後に登場したのが、2006年のトリノ五輪で金メダルを獲得したフィギュア女子の荒川静香さん。世界の頂点に上り詰めるまで競技を続けられた、意外な理由を明かした。
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日本のスケート振興に現れた「国民的スター」 五輪メダリストも期待、ピカチュウは「非日常」への入り口
2025.05.12横浜市のコーセー新横浜スケートセンターで11日、ちょっと変わったイベントが行われた。日本スケート連盟が初心者を対象に行なっている「基礎スケート教室」の場に登場したのは、日本発の世界的な人気キャラクター「ピカチュウ」だ。スケートを履いて氷上を滑る姿に、子どもたちは驚きの声を上げた。実は五輪メダリストも大きな期待をかける、競技振興の切り札なのだ。
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大学で消えかけた甲子園右腕が“2軍球団”で復活 リーグトップ5勝&42Kの秘密…アナログで積み上げる「原点」
2025.05.09大学野球で目立った実績を残せなかった右腕が、プロ野球の2軍イースタン・リーグで最多勝、最多奪三振の2冠を走っている。オイシックスの能登嵩都投手は今季2年目。NPB12球団からのドラフト指名を目指し腕を振り続ける。変身とも言えるほど順調なスタートを切れた裏には、2軍球団で見つけた自信の「原点」があった。
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大谷翔平が全国の小学5年生に伝える“打撃の神髄” 教科書で説いた算数活用法…大人も驚き「痺れましたね」
2025.05.03米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が、日本の小学5年生に打撃の“真髄”を伝えていた。昨春から使用されている算数の教科書(東京書籍刊)の冒頭に「私と算数」というテーマで登場。幼い頃の学習が、いかに今のプレーに役立っているかを明快に語っているのだ。「大谷翔平×算数」という異色の掛け算はいかにして実現し、どんな狙いがあったのか。時々打席で見せる何かを計るしぐさには、どんな意味があるのか。編集者に裏側を聞いた。
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2軍首位打者でもドラフトかからず「いらない選手だったんです」 オイシックス知念大成、規格外の“相棒”で狙う大変身
2025.04.29プロ野球の2軍イースタン・リーグに参加しているオイシックスは、1年目の昨季いきなりタイトルホルダーを輩出した。2軍ではすでに上位の力があるという“証し”でもあったが、NPB球団からのドラフト指名には届かなかった。指名漏れした選手は何を感じ、今季に挑んでいるのか。首位打者と最多安打の2冠に輝いた知念大成外野手に聞いた。(数字は4月28日現在)
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米国で話題騒然の魚雷バット、削ってみた日本の職人が分析「飛ぶだけの理由はある」 国内登場も時間の問題
2025.04.05米大リーグで大きな話題となっているのが、開幕カードで本塁打を量産したヤンキースが使用した“魚雷(トルピード)バット”だ。日本球界でもすでに興味を示した選手がおり、メーカーも動き始めている。このバットを、木材から手作業で削り出してみたデザイナーに、一体どのような利点があり、現在の日本のバットとは何が違うのかを聞いた。新たなトレンドとなる可能性はあるのだろうか――。
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巨人退団から3年、陽岱鋼の頭にある“退き時” 38歳が挑戦続ける理由「時間が足りない」明かした将来の夢
2025.04.04異国で歩み続けたプロ人生が、ついに20年目を迎える。台湾出身の陽岱綱外野手は、今季もNPBの2軍イースタン・リーグに参加するオイシックスでプレーする。昨秋には、12球団合同トライアウトの場に突然現れファンを驚かせた。さらにこの春は、初めて坂本勇人内野手(巨人)との自主トレを敢行。38歳になった今も、新たなことに挑み続ける理由を教えてくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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中古車店で聞かれた「大丈夫なの?」 経営不振の日産自動車、16年ぶり復活野球部「辞退者ゼロ」の裏側
2025.04.032025年3月期の連結赤字が800億円に達すると予想されるなど、経営不振が表面化している日産自動車は、2009年を最後に休部していた野球部を16年ぶりに復活させた。1月から練習を続けてきた22人の選手たちは1日、入社式を経て各部署に配属され、夕刻には横浜市の本社で多くの社員に紹介された。昨年秋以降、厳しい経営環境がニュースとなっても、入社を辞退した選手はゼロ。逆風の中で発進した野球部を選んだ選手たちの思いとは。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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今も進化する「ノムラの考え」 2軍球団に引き継がれる核心…武田勝が感じた“懐かしさ”の正体
2025.04.02南海、ヤクルト、阪神、楽天とプロ野球の4球団を率い、監督通算1565勝を挙げた野村克也氏が2020年2月に亡くなって5年になる。「ID野球」で一世を風靡した野村氏のエッセンスを色濃く引き継ぐのが、2軍イースタン・リーグに参加して2年目を迎えるオイシックスだ。昨年指揮を執った橋上秀樹氏は楽天ヘッドコーチとして、野村氏を支えた人物。そして新監督の武田勝氏も、社会人野球のシダックスで指導を受けている。「弱者が勝つため」の方法を突き詰めた野村野球は今の球界に、どう受け継がれているのか。
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異国で重ねたプロ20年…陽岱鋼が後輩に伝える日本の伝統「悪いことではない」 苦しんだ投手への“再適応”
2025.04.02異国で歩み続けたプロ人生が、ついに20年目を迎える。台湾出身の陽岱綱外野手は、今季もNPBの2軍イースタン・リーグに参加するオイシックスでプレーする。昨季、2年ぶりの日本球界復帰で感じた変化や、後輩に伝えているという美徳について語ってくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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医学部生が分析「投手はいつ代えるべきか」 北大野球部、唯一のアナリストが選手を諦めみつけた道
2025.03.27日本でも野球の現場に様々な計測機器が導入され、データを用いた技術向上やチーム強化を図るのが当たり前になってきている。アマチュア野球を統括する全日本野球協会が学生を対象に毎年開催している「野球データ分析競技会」は2月23日、第4回の決勝を都内で行った。日本全国から参加したのは6チーム12人。野球の分析に潜む魅力とは。
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偏差値75の早大学院野球部、快進撃支えた欲求「常識を変えてみたい」 高校でも進む“データ分析”
2025.03.27日本でも野球の現場に様々な計測機器が導入され、データを用いた技術向上やチーム強化を図るのが当たり前になってきている。日本のアマチュア野球を統括する全日本野球協会が学生を対象に、毎年開催している「野球データ分析競技会」は2月23日、第4回の決勝を都内で行った。ここに参加したのは全国から6チーム。参加した大学生、高校生はなぜ、野球のデータ分析という道に踏み出したのだろうか。
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韓国プロ野球チームが選手に突き付ける“日本との差” 成長促す宮崎での日々「まず己を知って…」
2025.03.26韓国のプロ野球は、日本より一足早く22日に開幕した。そこで戦う10球団のうち8球団は、日本で春季キャンプを張っている。さらに、3月2日まで宮崎県内で行われた「球春みやざきベースボールゲームズ」には斗山ベアーズとロッテ・ジャイアンツが参加。パ・リーグ4球団と熱戦を繰り広げた。韓国の球団が日本へ向かう狙いはどこにあるのか。(取材協力・パシフィックリーグマーケティング株式会社)
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