大本里佳が新ヒロインになるか 1日4レース力泳の初陣「ヘコたれている自分は嫌」
世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳が21日に開幕した。個人種目で金メダルを獲得すれば、1年後の東京五輪出場が内定する今大会。初日の女子200メートル個人メドレー準決勝は大本里佳(イトマン)が2分9秒68の全体5位で22日の決勝に進出。
女子200m個人メドレー全体5位で決勝進出、1日4レースを乗り越えた美女スイマー
世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳が21日に開幕した。個人種目で金メダルを獲得すれば、1年後の東京五輪出場が内定する今大会。初日の女子200メートル個人メドレー準決勝は大本里佳(イトマン)が2分9秒68の全体5位で22日の決勝に進出。2分10秒04で全体6位だった前回大会銀メダルの大橋悠依(イトマン東進)を抑え、存在感を発揮した。
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大本は女子400メートルリレーの予選と決勝(結果は7位)にも出場。この日4本のレースをこなし、タフさを見せた。新ヒロイン候補に挙がる22歳は、最後となったリレー決勝後、1日を振り返った。
「(リレーは)チームとしては私が53秒真ん中で泳がないと日本新の更新は難しいと思っていた。いくら4本目とはいえ、もう少し記録が欲しかった。最後、スウェーデンの選手が横にいるのがわかっていたのに、ああいうところで負けてしまうのが悔しい。個人メドレーは思っていたタイムでいけた。タイムをもっと上げて戦いたい。2分7秒台を目指して練習してきたので、そこを狙って行きたい」
200メートル個人メドレー準決勝から30分もしないうちに迎えた400メートルリレー決勝。少しでも休みをとるために、本来の第1泳者ではなくアンカーを務めた。初めての世界水泳を存分に満喫した。
「大会の規模は違うけど、今年から海外で試合すること多くなったので、国際大会にも慣れてきたかなと。前みたいに悪い意味で緊張したり、動揺したりすることは今回はない。テレビで見ている世界だったので、自分がそこにいるのが凄い不思議で、怖くなったり、緊張したりする部分もある。そういう弱い自分から成長したいと思って、海外に出るようになったので、そういう経験が生きていると思う」