鈴木誠也からの粋なエールとは

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する日本代表は9日、午後7時から東京Dで中国との初戦を迎える。代表入りしながら故障で無念の離脱となった鈴木誠也外野手は、Tシャツを着た粋な応援スタイルで侍ジャパンにエールを送った。ネット上のファンの中では「電車の中で泣いてしまった」と話題を集めている。

【注目】応援のプロが楽しみにする『チアスタ！』での交流　チアリーダーHARUKAさんの想い

　鈴木が想いを込めた。バックショットを披露。「SUZUKI」「51」の侍ジャパンのユニホームを着ている。「今日からこれ着てずっと応援します」「頑張れ侍ジャパン」とコメント。さらに両手の親指を立て、背中を指さすように腕を挙げたバックショットも付け加えた。Tシャツの文字をアピールしているようで、「たっちゃん」と書かれている。

　画像を公開したのはインスタグラムのストーリー機能。「もちろんこれもあるよー」とTシャツのショットにコメントを添えた。「たっちゃん」とは、ラーズ・ヌートバー外野手のニックネーム。昨季カージナルスでブレークしたヌートバーは、母親が日本生まれ日本育ちのため、侍ジャパン入り。日本名は「榎田達治（えのきだ・たつじ）」のため、チームが歓迎の意を込めてたっちゃんTシャツを着用していた。

　鈴木の投稿にはヌートバーもストーリー機能で反応した。画像はツイッターでも拡散し、ファンからは「感慨深い」「一番悔しいよね」「こういうところ好き」「同じ侍JAPANのメンバーだからね」「泣ける」「泣いちゃった」「電車の中で泣いてしまった」と感動した人が続出している。