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女性たちが憧れる「180度開脚」に警鐘 「綺麗なカラダになれる」の科学的効果なし

内もものストレッチ2種類を紹介

【内もものストレッチ<1>】

 厚めに畳んだバスタオルの上に両足を乗せる。仰向けになり、膝を左右に開いて両足の裏を合わせる。いた気持ちいい位置まで開いて30秒キープ。

 ※柔軟性の低い人は腰が反りやすい。その場合、両足の下にクッションなどを置き、足の位置をさらに高くして行う。

【内もものストレッチ<2>】

(1)厚めに畳んだバスタオルの上に座り、左脚を斜め前に伸ばす。右脚は膝を曲げ、かかとを股間に近づける。
(2)左脚を付け根からくるくると左右に10~20往復程度、振る。このとき、左脚は脱力した状態で行う。
   3段階に分けて、無理のない範囲まで少しずつ左脚を外側に広げ、同様に脚を振る。
(3)左脚がゆるんだら、ゆっくりと息を吐きながら上体を前傾させる。20~30秒キープ。いったん戻り、2~3回続けて行う。(2)~(3)を逆側も同様に行う。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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中野ジェームズ修一

スポーツトレーナー

フィジカルトレーナー、(株)スポーツモチベーション 会員制パーソナルスポーツクラブ『CLUB100』最高技術責任者、PTI 認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー、米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。フィジカルを強化することで競技力向上や怪我予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。オリンピアンを始め、多くのアスリートから絶大な支持を得る。2014 年からは青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化指導も担当。早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経 BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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