30~40代に増えている膝痛 「ちょっとした違和感」が“膝老化”の始まりかも?
筋肉量は20代をピークに年々減少、痛みを自覚した瞬間が生活習慣を変えるチャンス
膝関節を壊す要因は2つ。ねじれと上下から受ける強いインパクトです。その点、スクワットは、膝を曲げ伸ばしするだけなので、ケガのリスクが非常に少ない。これがランジになると、膝がねじれやすくなります。また、ランニングはいわばジャンプの繰り返し動作なので、痛みが強いときはムリをして走らないのが賢明です。
筋肉量は20代をピークに年々、減少します。膝の「ちょっとした違和感」「ちょっとした痛み」は筋力、柔軟性低下のサイン。日頃から運動不足や筋肉不足を感じていたら、痛みを自覚した瞬間が、生活習慣を変えるチャンスですよ。
※過去に靭帯損傷や骨折をした経験のある方、すでに曲げ伸ばしができないほど痛い、ジッとしているだけ、寝ているだけでも痛い人は自己判断で対処するのは危険です。まずは病院で検査しましょう。
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)